【西武】杉山遙希投手インタビュー 横浜高校からの入団について「松坂さんや涌井さんも所属されていたので、自分もそのような投手になりたい」
1月12日放送のライオンズエクスプレスでは、横浜高校からドラフト3位でライオンズに入団した杉山遙希投手にインタビューした模様を放送した。今の心境に、目標としている投手、そしてこれからの意気込みを訊いた。
――プロとしてのスタートを切った今、どのような心境か?
杉山「高卒からプロに入らせていただいて、まずは怪我をしないで自分がどれだけレベルアップできるかを考えてやっています」
――プロになったと実感するところはあるか?
杉山「高校の時も寮に入っていましたが、その時よりも環境が良くて1日中野球に没頭できるなと思います」
――背番号は47ですが、その番号については?
杉山「以前は工藤(公康)さんが付けていた番号で、自分も工藤さんのピッチングの動画を何度も拝見している。工藤さんのようなピッチャーになりたいという思いを持っています」
――工藤さんのどのようなところに惹かれる?
杉山「まずフォームが格好いいところ。コントロールや変化球の質もとてもいいので、自分の目指すべき投手だなと思っています」
――工藤さんはカーブを武器にしていましたが、杉山投手はチェンジアップが武器?
杉山「チェンジアップが一番自分の得意な球種。でもカーブももっと磨いて、チェンジアップと同じくらい得意な球にしたいです」
――ピッチャーを始めたのは?
杉山「小学3年生くらいからです」
――やってみてどうだった?
杉山「その時からコントロールが優れていたと自分では思う。そこがピッチャーをやりたいと思ったポイント、きっかけの1つでもあります」
――思ったところにボールがいく感覚があった?
杉山「小学3年生の頃からコースにしっかり投げ分けて、対角を使ったピッチングをしていた。高さまでは気にしていませんでしたけど、横のコースについてはかなり意識していました」
――横浜高校では1年生からベンチ入り、背番号はずっと1番だった?
杉山「1年生の甲子園からずっと1番を付けさせてもらいました」
――3年間1番を背負ったことについては?
杉山「やはり伝統のある高校で、1番という番号をより良いものにしていかなくてはならないプレッシャーは常にあった。とてもいい経験をさせてもらったなと思っています」
――横浜高校から西武ライオンズに入団した選手も多くいますね?
杉山「松坂(大輔)さんや涌井(秀章、現中日)さんも所属されていたので、自分もそのような投手になりたいと思っています」
――自分の投球のタイプは?
杉山「ランナーが出てからも粘りのピッチングができることが強みだと思っています。投げるだけではなくて、牽制やバント処理も高校でたくさん練習してきて自信がある。そのような部分をこれからも伸ばしていきたい」
――目標とするピッチャーは?
杉山「昨年まで横浜にいた今永(昇太)投手を参考にしています。力強いストレートに、三振を取る時とカウントを取る時の変化球を使い分けているように見えて、そこが自分の参考になっています」
――これからのプロ生活への意気込みをお願いします。
杉山「18歳で高卒ではありますが、できる限り早く一軍に上がって、球界を代表する投手になれるように頑張りたいと思います」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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