櫻坂46・大園玲インタビュー「夢が叶ったような気持ちになって嬉しかったです」

櫻坂46・大園玲インタビュー「夢が叶ったような気持ちになって嬉しかったです」

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『櫻坂46の「さ」』は、櫻坂46のメンバー同士の新しい関係性を発掘し、他のアイドルグループとは違う櫻坂46の「さ(=「差」)」を作り上げていく番組です。
今回はこの番組のメインパーソナリティを務める櫻坂46・大園玲さんにお話を伺いました。

※こちらは文化放送のフリーマガジン「フクミミ」2024年2&3月号に掲載されたインタビューです。

 

目次

  1. 初回放送の緊張をほどいてくれた二人の言葉
  2. 顔が見えないという特性を生かした「神回」
  3. ラジオが暮らしの一部になるとき

初回放送の緊張をほどいてくれた二人の言葉

─  2023年10月にレギュラー放送がスタートしましたが、まずメインパーソナリティを担当することが決まったときの心境を教えてください。

大園  すごく驚きました。ただ、他のラジオ番組に出演したときに声を褒めていただいたことがあって、ファンの方からラジオ番組をやってほしいというメッセージをいただくこともありました。昔は声が低いことがコンプレックスだった時期もありましたし、ラジオパーソナリティって難しいお仕事というイメージもあったんですけど、いつかは挑戦してみたいという思いもあったので、夢が叶ったような気持ちになって嬉しかったです。

─  ご自身ではどんな性格だと捉えていますか。

大園  第一印象よりは明るいほうだと思います。初めて喋った方は必ず「意外と笑うんですね」っておっしゃるので(笑)。たぶん見た目と中身のギャップがあるんじゃないかと思います。私のモットーとして、自分と関わった人には笑顔になっていただきたいと常に思っているので、最終的には相手の方にも楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

─  初回放送のことは覚えていますか。

大園  初回は緊張しました。ゲストが田村保乃と松田里奈だったのですが、ラジオ収録の前のお仕事も一緒だったんです。そのときに「支えるから」と言ってくれて。緊張はしましたけど、二人のおかげで不安はありませんでした。

─  そういうお互いがサポートし合う関係は、やはりこれまでのライブなどの活動の中で培われてきたものなのでしょうか。

大園  そうですね。グループでの活動をたくさん重ねてきたからこそ、自分が当事者じゃなくても、何かに取り組む本人に対して声を掛けることを心掛けるようになりました。その本人は想像以上に緊張しているかもしれませんし。私に出来ることには限界があるかもしれませんが、ラジオでもライブでも、いろいろな場面で少しでも支えになれたらいいなと思っています。

顔が見えないという特性を生かした「神回」

─  これまでの放送で印象に残っている出来事を教えてください。

大園  2 期生メンバーの幸阪茉里乃と武元唯衣がゲストで出演してくれたとき、幸阪茉里乃は普段すごくシャイな子なんですけど、初めて「変顔」を見せてくれたんです(笑)。ラジオだから私たち以外には顔が見えないこともあって、勇気を出してやってくれたんだろうなと思うと、すごく嬉しかったです。

─  聴いている側としてはラジオの音声だけでも出演者のみなさんが心の底から笑っているのが伝わってきました。「顔が見えない」というラジオの特性を生かした面白さで、まさに「神回」でしたね。

大園  嬉しいです! 私はradikoで聴き直したんですけど、本当に笑いました(笑)。

─  幸阪さんの「変顔」が披露されたのは、コーナー「櫻さ取調室」でしたが、刑事の取り調べという設定がメンバーのみなさんの個性を引き出していますよね。

大園  ゲストで来てくれたメンバーには「コントする気持ちでやってください」と伝えているんですけど、みんなノリノリでやってくれて、嬉しいですね。大沼晶保は別の番組で普段からコントを頑張っているのですが、この番組にゲストで来てくれたときに「櫻さ取調室」でそのコント力を発揮してくれました。他のメンバーにも言えることなんですけど、「外」の場所で頑張って力をつけているんだなと感じた瞬間でした。

─  番組収録の際、パーソナリティとして心掛けていることはありますか。

大園  先ほどのお話にもつながりますが、他のメンバーはゲストとしてこの番組に来てくれているという形なので、そのメンバーの知られざる一面というか、新しい魅力を引き出したいと思っています。

ラジオが暮らしの一部になるとき

─  大園さんとしてはラジオというメディアの特徴はどこにあると感じていますか。

大園  ラジオに関して私がファンの方から伝えていただいて嬉しかったのが、「通勤しながら聴いています」とか、「ラジオを聴きながら勉強をしています」という言葉です。ラジオは視覚的な情報がなく音声だけで届けるメディアなので、何かしながら聴けるというのはラジオならではの特徴なんだなと感じています。

─  生活の中のワンシーンにラジオがあるということですね。

大園  そうですね。文化放送では月曜深夜の放送なので、例えば「火曜日の朝にradikoのタイムフリーで聴くって決めています」というメッセージをいただいたりすると、本当にリスナーの方の暮らしの一部になっているんだなと感じます。あと、おたよりが届いたとき、「このラジオネームは、先日のミート&グリート(個別トーク会)に来てくださったあの方だな」と分かるのも嬉しいです。しかも、個性的で面白いラジオネームがたくさんあるので、すごく楽しみにしています。

─  今後の番組でやってみたいことはありますか。

大園  リスナーの方と電話をつないでおしゃべりしてみたいです。他の番組で電話企画をやらせていただいたことがあって、相手の方が自由に喋ってくれたのがすごく楽しかったので、またそういう機会が実現するといいなと思います。

─  最後にリスナーのみなさんへのメッセージをお願いします。

大園  最近ようやく番組にも慣れてきて、収録中に笑うことも増えてきました。「その笑いにつられて笑っちゃう」と伝えてくださるリスナーの方もいらっしゃるので、これからもみなさんにたくさん笑っていただけるような楽しいラジオに出来たらと思います。

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櫻坂46の「さ」

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櫻坂46のメンバーが様々なコーナー企画に全力でチャレンジしながら、スキルや個性を一生懸命磨いていきます。 番組を通じ、メンバー同士の新しい関係性を発掘し、櫻坂…

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