【西武】武内夏暉投手インタビュー プロデビュー戦で「自信のあるストレートを、まずは1球目に投げたい」
1月10日放送のライオンズエクスプレスでは、ドラフト1位ルーキー武内夏暉投手にインタビューした模様を放送した。自身のピッチングスタイルや理想の選手像について訊いた。
――指名後の挨拶で、渡辺久信GMと2人で並んでいるところを見て、堂々たる体格だなと思いました。
武内「本当ですか? ありがとうございます」
――身長は?
武内「186cmです」
――リーチの長さも含め、ピッチャーとしてその体格は、すごく有利だと思いますが?
武内「身長の高さであったり、リーチの長さは本当に有利なところだと思っています」
――新人合同自主トレという形で、プロ野球選手としての第一歩をスタートさせました。今考えていること、感じてることは?
武内「新人合同自主トレが始まって、いよいよプロとしての第一歩を踏み出したので、まずは張り切りすぎずに、徐々にペースを上げていけたらなというふうに思っています」
――張り切りすぎる傾向がある?
武内「最初は少しあります」
――ご自身のピッチングスタイルは?
武内「先発投手として、なかなか崩れないというか、コントロールが良く、試合を作ることができるピッチャーというふうに自分で思っています」
――サウスポーに取り組んだのはいつ頃から?
武内「野球を始めたときからです」
――字を書くのも左ですか?
武内「右です。箸もそのほかも全部右です」
――打つのは?
武内「投げるのと打つのだけ左です」
――野球を始めたきっかけは?
武内「野球を始める前からプロ野球を見ていて、自分も野球をやりたいなと感じてから野球を始めました」
――昔からプロ野球は大好きだった?
武内「大好きでした」
――出身が福岡ですが、ソフトバンクホークスを見て育った?
武内「そうですね。テレビでもずっと放送されていたので、見ていました」
――憧れのピッチャーは?
武内「和田毅投手です」
――どんなところに憧れを抱いた?
武内「糸を引くまっすぐというか、コントロールも素晴らしいですし、全てにおいて完成度が高いところが好きです」
――ピッチングを見て参考にする部分もあった?
武内「フォームの力感というか、無理に投げていない感じがしていて、バッターが差し込まれているので、自分も参考にしています」
――武内投手の持ち球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと伺っていますが、ご自身の持ち球の手応えは?
武内「小さく動かすボールが得意で、ツーシームであったり、最近はカットボールがかなり良くなってきて、小さく動く球でゴロに打ち取れるので、今後は空振りもとれるようにしていきたいなと思っています」
――背番号が21番ということで、東尾修さんのカードを持って入寮されましたが、東尾さんのピッチングは見たことない?
武内「そうですね」
――東尾さんについてどんなことを聞いていますか?
武内「ピッチングスタイルとしては、内角にシュートを投げ込むということを聞いています」
――武内投手のピッチングのスタイルも、左バッターのインコースというところにこだわりを持っている?
武内「左バッターのインコースはとても得意で投げやすく、内角をえぐるようなツーシームを一つ武器としているので、そこはプロに入っても、特徴としていきたいなと思っています」
――どんなプロ野球選手になっていきたい?
武内「息の長い選手生活を目標としていて、そのために規則正しい生活であったり、怪我をしない体作りということが大切だと思っている。土台作りという部分から着実にやっていきたいなと思っています」
――佐々木朗希投手(ロッテ)や、宮城大弥投手(オリックス)など、いち早くプロに入った同級生に対する思いは?
武内「2人とも日本代表をするピッチャーなので、まだ上の存在ですが、やっぱり同じ世代なので、絶対に負けないように意識して、まずは追いつきたいと思います」
――プロに入って1球目は?
武内「自信のあるストレートを、まずは1球目に投げたいなと思っています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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