白井貴子「初めて客席が総立ちになった時は嬉しかったですよね」
1980年代、学園祭の女王、総立ちの女王と呼ばれ一世を風靡したシンガーソングライターの白井貴子さん。1月16日の「くにまる食堂(文化放送)」では、初めて客席中が総立ちになった時の思い出を語ってくれた。
邦丸「一番最初に1列目、2列目、3列目とどんどん立ち上がって会場中が自発的にウワ~ッてなった瞬間って貴子さん、覚えてます?」
貴子「嬉しかったですよね、やっぱり。大学祭まわっている時に初めはシーンとしてたんですけど、いきなり雪崩のようにブワ~ッと学生の皆さんがステージに集まってくれた時が大きなきっかけとなりました」
邦丸「その瞬間は登場したと同時にそうなったんですか?」
貴子「同時じゃないです。だんだんだんだん感動してくれて、今だったらありえないですけど、満杯だった会場がブワ~ッと前に押し寄せてきたんです。その風景を見た時に『これでいくでぇ~』みたいな(笑)。楽しかったですよね、今思えば」
邦丸「はぁ~」
貴子「今だから言えるんですけど、色んな学校の椅子や机つぶしましたよ」
邦丸「それはお客さんが前に出てきちゃうから」
貴子「本当に何回も始末書を書かされて…」
邦丸「そんなこともあったんですか?」
貴子「今では考えられないですよね。何もシステムが整ってないからこそ、なしえたことかもしれません」
邦丸「手作りですよね、学園祭のコンサートって」
貴子「そうです。ファンの皆さんには無茶な環境でしたね。ステージに上ってる人間もお客さんもみんなで作り上げてった感じでした。10デイズのライブをやった時は300~400人入る会場だったんですけど、初日に6000~7000人集まってくれてビルが揺れたって言われてるみたいです。その時はお客さん入りすぎちゃって危ないんでお客さんをステージに引き上げて」
邦丸「ステージに上げたの?」
貴子「はい。それで楽屋で休んでもらった」
邦丸「(笑)」
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「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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