レジェンド声優・古川登志夫が大使館の人と話して驚いたことは?
1月10日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、レジェンド声優の古川登志夫さんが出演し、海外の仕事で日本大使館の人と話して驚いたことにについて語った。
野村邦丸「古川さんは77歳、喜寿ということですが、喜寿になったという意識はあるんですか?」
古川登志夫「あまりないですね。60歳くらいで引退していて、盆栽いじりでもしてるんじゃないかと予想してたんですけど、生涯現役でオファーがあるうちはやっていこうかなとのんびりやってる感じです」
邦丸「海外の仕事がめちゃくちゃ多いんですって?」
古川「海外で日本のサブカルコンテンツといわれるアニメ、漫画、ゲームが世界中で高い評価を得ていて、それをコンセプトにしたコンベンションがものすごい数行われてるんです。僕たち声優もゲストでそこに呼ばれるんですよね」
邦丸「そういった日本のコンテンツが国のポリシーとか国のあり方とか、壁を全部越えちゃうわけでしょ」
古川「それがすごいですよね。国境、民族、言語、宗教、全部乗り越えて受け入れられてしまう。某国のイベントに参加させてもらった時に、日本大使館の方とお話したんですよ。“外交というのは、軍事力、政治力、経済力と力が付くパワー外交というものがある。一方で、サブカルコンテンツの人気は外交ツールの立場としても使うことができて、ソフトパワー外交という位置づけで応援している”とおっしゃってました。これはちょっと驚きましたね」
邦丸「古川さんは、馴染みのない国に行かれることもあるんですよね」
古川「かつてはイスラエルのエルサレムでやったこともありましたね」
邦丸「混迷の世の中で望まれない戦いがある中で、ソフトパワーをそういうところで使えないかなって気はしますね」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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