【箱根駅伝】創価大学は山の神候補と勢いのある1年生で3位「以上」を目指す

【箱根駅伝】創価大学は山の神候補と勢いのある1年生で3位「以上」を目指す

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12月19日、創価大学の共同取材がオンラインで行われました。

7回目の出場ですっかりシード校の常連となった創価大学。
出雲駅伝で過去最高の2位、全日本大学駅伝でも6位と上位をキープしてきました。
フィリップ・ムルワ、嶋津雄大、葛西潤の3本柱をはじめ、99回大会を走った4年生6人が卒業した今季。チーム全体でスピード強化を目標に掲げ、9月の時点で5000メートル13分台の選手が14人に。強化の目標が結実し、10月の出雲駅伝で2位という形でさっそく結果を残しました。
多くの主力が卒業した中でも結果が出た要因は単純なスピード強化だけではありません。大きなポイントはズバリ、新戦力にあります。

まず今シーズン強大な戦力となっているのが、98回大会の箱根駅伝で、東海大学の1年生として箱根駅伝5区を走り、区間2位の吉田響(3年)。
東海大学の部の方針と合わず、今年4月に創価大学に編入学すると、すぐにチームに溶け込み中心選手となります。
春のトラックシーズン、夏合宿と順調に距離を踏むと出雲駅伝で5区区間賞。
さらに全日本大学駅伝でも5区区間賞で区間新記録をマークし、完全復活を印象付けました。2年ぶりに箱根の山上りに挑む第100回大会。3大駅伝全てで5区区間賞を獲得し、「山の神」を目指します。

吉田響選手 写真提供:創価大学

そしてもうひとつの新戦力が1年生です。
新留学生のスティーブン・ムチーニ、全日本大学駅伝で1区4位となった織橋巧、出雲・全日本ともに出走した小池莉希、兄に東海大学で3年連続山下りの6区を担当した川上勇士を持つ川上翔太、大学生活に慣れてきた夏以降に一気に調子を上げてきた齊藤大空と5人の1年生がエントリーメンバー入り。これは國學院大學とならび全チーム中最多タイの数です。
強力な1年生の活躍には先輩の山下蓮(2年)も「勢いがあって怖い」と舌を巻きます。

今大会、創価大学の目標は3位以上。3位ではなく「3位以上」です。
残念ながらメンバー外となってしまった志村健太主将は、「(目標を)上方修正するならして、心躍るような目標をもって、それをモチベーションとしてみんなで頑張っていく。やっぱり1位取った方がカッコいいじゃないですか。そういう単純な意見で3位「以上」というところが大事なのかな」と強調しました。
超強力な新戦力が勢いに乗れば、97回大会の2位を超える成績も見えてきます。

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