木村達成 ミュージカル『テニスの王子様』オーディションで大失敗して合格!?

木村達成 ミュージカル『テニスの王子様』オーディションで大失敗して合格!?

Share

「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の12月27日のゲストに、俳優の木村達成さんが登場! 2.5次元ミュージカルのシビアな裏側とは?

木村達成さんは、2012年に俳優活動をスタート。ミュージカル『テニスの王子様』でデビューした。

鈴木おさむ「あのオーディションってすごい数の人が受けるんだよね?」

木村達成「すごかったです! オーディション進んでも、“まだこんなにいるの?”って感じでした」

鈴木「想像を超える数らしいね!」

木村「僕エントリーナンバー1番だったんですけど、お芝居もダンスもミスっちゃったんですよ。その後も他の役者さんのオーディション風景を見るから疲れちゃって。当時の尖っていた僕は、不機嫌になって背もたれに背中をつけて足を組んでたら、“いつも睨んでいる海堂薫っていう役に良い!”っていう流れでオーディションに受かったんです(笑)」

鈴木「そういうところも見てるんですよ! “生意気なのが逆に良い!”っていうことだけど、“生意気な部分なんかすぐ直る”って分かってるんですよ。稽古が始まったら1日目で、その自分が恥ずかしくなるんです」

木村「芸能生活11年のペーペーですけど、僕がもしプロデューサーだったら、陰でこそこそヤンチャやってるよりは、堂々とヤンチャやってる人の方が採りたいって思いますね」

鈴木「そうなんです! 僕達からしたら、調子いい顔してるより“いいねー!”ってなるんですよ。でも、それが出来るってことはその芝居ができると思うんですよ」

木村「卒業するときにプロデューサーさんや演出の方と話す機会があって、“それだよ!”って言われたときに、やってよかったと思いました(笑)」

鈴木「テニミュやって人気出ました?」

木村「いやー、どうですかね?」

鈴木「テニミュとか2.5次元ってすごい特殊で、“役者さんが好き!”ってより“役を演じてるその人が好き”っていうのがあるから、他の役を演じると“それじゃない”って離れられる残酷さもあるよね」

木村「それが如実に出たのが、2.5次元を頑張ったあと、グランドミュージカルをやりだしたときですね」

鈴木「役者さんの前でシビアな話しますけど、お芝居の配役を決めるとき、チケットを売るために“誰が何人お客さんを呼ぶか”計算するんですよ」

木村「いやー絶対あるでしょうね」

鈴木「数を計算しないと赤字が出るので、事前にファンクラブ予約をするんですけど、“あれ?この人、思ったより……”っていうのがあったり」

木村「うわーきつい! 裏側あんまり知りたくない(笑)」

鈴木「お客さん呼べるって大事だから! “役者さんってイケメンでいいなー”とか思う人多いと思うけど、俺はその厳しさを知ってるから」

木村「でも、そこまで現実的なこと考えたらブレちゃう可能性もあるんで、考えなきゃいけないのはお芝居の本質ですよね。僕はそっちを考えます」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ