なかのなリスナー’sセレクション『ベルベットの詩』中元「素敵な曲を一つ知ることができました」
『中元日芽香の「な」』が、12月25日(月)午前7時に更新され、「リスナー'sセレクション」のコーナーで日芽香セレクションのようにリスナーが触れた映画や本、漫画からおススメしたい!という作品をメールで紹介した。
メール「まずは曲のご紹介です。中元さんスタッフの皆さんおはようございます。今回はある音楽について、紹介したいと思います。その曲はBack numberさんの「ベルベットの詩」という曲です。この曲を初めて聴いた時にメロディーと歌詞に心を打たれ、今でも、辛い時や悲しい時にこの曲を聴いています。この曲の歌詞にある「あるがままの姿で自分のままで生きさせて 決して、楽ではないがきっと人生は素晴らしい」という歌詞は辛い自分を忘れさせてくれる歌詞だと感じました。皆さんも辛い時や悲しい時に聞いてみませんか」
中元「Back numberさんの「ベルベットの詩」。ちょうどこの収録が始まる前にこのスタジオのスピーカーでラジオチーム全員で聴いてみました。音楽っていいですね。美しさと心が洗われる感覚と、私がBack numberさんを1番聴いていたのって高校生の時だったんですね。なので、ボーカルの清水さんの声って私にとって青春なんですよね。今回の「ベルベットの詩」は2022年リリースということで、私は初めて聴いたんですけれど。また素敵な曲を一つ知ることができました。厳選して下さったフレーズは1番の歌詞なんですね。そのフレーズもとても心に残りますし、同じメロディーの「努力は実りづらいがきっと人生は素晴らしい」っていう歌詞が私はすごく好きでした。はい。ありがとうございます。なんかつらい時に寄り添ってくれる曲っていいですね」
メール「続いてのおすすめは映画です。私のお勧めは『嫌われ松子の一生』という映画です。ドラマにもなったので見たことがある人も多いと思います。この作品はその名の通り松子という女性の一生が描かれています。人生にはいい時も悪い時もあるというのがよくわかる作品です。そして、人の数だけ人生があって、いい時のその人に出会うのか、悪い時のその人に出会うのか、それはもうコントロールできないということもこの作品で学びました。この作品を見てからは嫌な人と出会ってもこの人も生まれた瞬間から嫌な人だったわけではない。今はいろんな流れがあって、嫌な感じになっているだけで、もしかしたらしんどい思いをしているのかもと想像できるようになりました。人とコミュニケーションをとる時の心の余裕をくれたのがこの映画です。深さばかりではなく単純に楽しいシーンも多い作品なので、気軽に楽しんでほしいです」
中元「『嫌われ松子の一生』はタイトルを聞いたことありましたが、紹介を受けて予告編の動画を視聴してみました。人々の悲喜こもごもな人生が描かれているんだっていうのが予告編だけでもちょっと伝わってきてすごく興味を持ちました。映画の感想もまたいいですね。たしかに人にはいい時と悪い時があって、でもそれって初めて会った人なんかは分からないですよね。今この人がいい時なのか、悪い時なのかっていうのは、少し話しただけでこの人めっちゃ気が合いそうだなあとか、逆にこの人苦手だなとかってつい判断してしまいます。けれど、実はどの人にもそれまで生きてきた背景があって、連続の中の一部なんですよね。目の前の人の、特に弱さとか至らない部分に対して、寛容になれるっていうのは人としての懐の広さを感じます。私も見てみようかなっていうふうに思いました」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
-
Profile
-
1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。