加和太建設が力を入れる建設DXコミュニティ“ON-SITE X”とは?

加和太建設が力を入れる建設DXコミュニティ“ON-SITE X”とは?

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12月18日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、加和太建設株式会社代表取締役 の河田亮一さんとスタートアップ共創事業部 ONSITE-X事業責任者 近藤剛さんに出演いただき、力を入れる取り組みなどについて、詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ「現在、力を入れている取り組みなんでしょうか?」

加和太建設株式会社代表取締役・河田亮一氏「“ON-SITE X”というスタートアップと建設業をマッチングするコミュニティの運営です」

松井「詳しく教えてください」

加和太建設株式会社スタートアップ共創事業部 ONSITE-X事業責任者・近藤剛氏「“ON-SITE X”は地方建設会社とスタートアップをマッチングする建設DXコミュニティです。今、全国の地方建設会社を中心とするコミュニティの活動を行っております。我々、地方の建設会社は、新しいものに触れる機会も少ないですし、入ってくる情報も限定されてしまう。その中で、実は世の中にベンチャー企業やスタートアップが新しい技術やアイディアを活用して、いろんな業界の課題解決をしています。その流れの中で、建設会社もいろんな課題がありますので、それを地方の建設会社が、地方にいながら面白いスタートアップと繋がり、建設現場のいろんな課題を解決していくための枠組みを作っていくということを目的とした活動になっています」

L is B代表・横井太輔氏「スタートアップ共創事業、始められたきっかけを教えてください」

河田「建設業という産業自体が国内第2の市場規模50兆円ぐらいあるマーケットであり、かつ我々の中には山ほど課題があるという状況にもかかわらず、スタートアップが参入している数がすごく少ないなと思いました。この状況を解消するために何ができるかと考えた結果、このコミュニティを立ち上げれば、それが解決できるんじゃないかなと思ったのがきっかけです」

横井「今、“ON-SITE X”には、建設会社とスタートアップは何社ぐらいいらっしゃるんですか?」

近藤「建設会社側は、全国103社単純な売り上げ合計で言うと約8700億円のコミュニティになっています。我々がいろいろスタートアップと面談している数でいうと、昨年1年間だけで50件以上のスタートアップと面談しています」

松井「これまでの感じた成果や手応えはいかがですか?」」

近藤「いろんなやっぱり好事例が生まれています。元々、木内建設さん、須山建設さんと弊社と3社で1年間やった中でもいろんな事例出てるんですけど、面白いのは各社アプローチが少し違っていて、例えば弊社の場合ですと、SORABITOさんと現場のレンタル業務の効率化というところで、弊社の新社屋の現場と対応建機レンタルさんとSORABITOさんと組んで、3社で共創事業を行いながら、現場のレンタル業務の課題解決を行っています」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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L is B presents 現場DX研究所

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月 20:00~20:30

『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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