2024/1/16(火) 午後 7 時 00 分放送 追悼特別番組『好きがつながる! 石戸諭のDear チバユウスケ』

2024/1/16(火) 午後 7 時 00 分放送 追悼特別番組『好きがつながる! 石戸諭のDear チバユウスケ』

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2024年1月16日(火)午後7時00分から、ライター・石戸諭がパーソナリティを担当する『好きがつながる! 石戸諭のDear チバユウスケ』を放送します。

2023年11月26日に55歳で亡くなったボーカリスト・チバユウスケ。生前に遺した唯一無二のサウンド、感情を揺るがす詩、刹那的な生き様は多くのミュージシャンに影響を与えました。

今回の放送では『好きがつながる! 石戸諭のDear チバユウスケ』と題し、チバユウスケ氏が在籍していたバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」「ROSSO」「The Birthday」などの楽曲をオンエアするとともに、日本の音楽シーンに深く刻まれた足跡をノンフィクションライター・石戸諭が鼓膜で、心で、魂で辿り、追悼いたします。

石戸諭は当番組の放送にあたり、以下のコメントを寄せています。

チバユウスケさんの音楽も佇まい大好きでした。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTもROSSOもThe Birthdayもソロプロジェクトも幾度なく聴き、ライブにも足を運びました。とはいえ、僕は多くのファンの皆さんと同じように生前にチバユウスケさんと面識があったわけではありません。そう単なる一ファンにすぎないのです。人生の節目でチバさんがオーダーしていたテーラーでモッズスーツを仕立て、彼が愛飲していたハイネケンやバドワイザーを飲み、詩集を読み耽りました。もっとパーソナリティの適任者がいるだろうと言われたら、反論はできません。ですが、やっぱりお引き受けしようと思いました。
彼が描いてきた世界観を貫くのは愚かで、どうしようもない世界であっても確かに生きていく人間を肯定する姿勢だったと思います。僕はニュースの世界に生きていますが、僕の仕事や作品は根本で彼の影響を強く受けていたことに気がついたのです。
「いつだって俺達は 過去を理解していなきゃいけないし 
今を生きなきゃいけないし 未来を見なきゃいけない」
詩集『モア・ビート』のあとがきで、チバさんはそう書き残しています。チバユウスケの死去というニュースを現実に位置づけ、彼の足跡を過去として理解する。多くのリスナーが今を生き抜き、未来を見る時間を創りたいと思います

【石戸諭プロフィール】

1984年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。
2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞、2021年、「文藝春秋」掲載のレポート「「自粛警察」の正体」で第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞。
文化放送『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』に水曜日コメンテーターとして現在レギュラー出演中。

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