【箱根駅伝】古豪・大東文化大学は「我慢の往路・勝負の復路」でシード権へ
12月12日、大東文化大学の共同会見が東松山キャンパスで行われました。
就任2年目の真名子圭(まなこ・きよし)監督の下、2年連続52回目の出場を決めた大東文化大学。
2023年に創立100周年を迎え、その歴史の半分以上で箱根駅伝に出場し、100回目の記念大会となった今大会での古豪復活が大いに期待されます。
会見で真名子監督は「1年間シード権を目指してやってきた。このメンバーならだれが走ってもシード権獲得できるという手ごたえを感じて選出した」と16名の選手に自信をのぞかせました。
今大会のカギとなるのは「全区間」そして今回の作戦は「我慢の往路、勝負の復路」
真名子監督曰く「前回も決して悪くなかったが個々の能力は昨年より上がっていて良い状態。往路には久保田徹(4年)や入濱輝大(2年)ら主力をつぎ込んで我慢させる。復路はそこそこ層が厚いので中堅クラスの選手で10位に入って行ける勝負ができれば」とシード権獲得に向けたプランを明かしました。
1990年度には史上初の大学駅伝三冠を達成、通算4回の総合優勝を果たした古豪、近年は予選会落ちも経験したものの、真名子監督の指導で着実にチーム力が上がってきました。
更に毎月開催されるという誕生日会のおかげもあり、監督・選手が先輩後輩も関係なく話しやすい環境がつくられ、大東文化大学は一つのチームでありながら家族のような雰囲気も感じさせます。
第100回の箱根駅伝でシード権を獲得すれば、来シーズンは出雲・全日本と併せて再び大学駅伝三冠への挑戦が始まります。
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Information
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『文化放送新春スポーツスペシャル 第100回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継』
1月2日(火)・3日(水) 7:30~14:30 *全国33局ネット(放送時間は異なる場合があります)
▼1月2日(火) 往路
解説:大志田秀次(中央大学OB、東京国際大学前監督、Honda陸上競技部エグゼクティブアドバイザー)
プレーヤーズ解説:近藤幸太郎(青山学院大学OB、SGホールディングス陸上競技部)
総合実況:斉藤一美アナウンサー
▼1月3日(水) 復路
解説:大志田秀次(中央大学OB、東京国際大学前監督、Honda陸上競技部エグゼクティブアドバイザー)
解説:柏原竜二(東洋大学OB、二代目山の神、「箱根駅伝への道」ナビゲーター)
総合実況:寺島啓太アナウンサー
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この記事の番組情報
文化放送新春スポーツスペシャル 第100回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継
2024年1月2日(月)・3日(火) 7時30分~14時30分
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