【西武】松本航投手インタビュー 課題に挙げた調子の波に対し「安定したフォームで春のキャンプ、来シーズンに入れるように」
11月24日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの松本航投手にインタビューした模様を放送した。今シーズンを振り返り、来シーズンに向けて意識することについて訊いた。
――5年目のシーズンお疲れ様でした。
松本「ありがとうございます」
――今の心境はどうですか?
松本「一言で言うと『悔しい』思いのシーズンです」
――もどかしさはありましたか?
松本「シーズン中盤に状態が上がってこない時も、やはり波が大きかった。数字的にも2桁(勝利)にいかず、規定投球回も到達せずで、足りないところばかりだった」
――調子の波というのは以前から気にしていた?
松本「そうですね。波があるのも課題ではあったんですけど、今シーズンは特に、序盤によくて、中盤にダメで、後半によくなった。はっきりしていたのでもう少しアクションを起こせたんじゃないかとは思いました」
――4月25日のロッテ-西武4回戦では、投球フォームをワインドアップに戻して7回1失点で2勝目。そこから波に乗るかと思いましたが?
松本「安定感のところで欠けてしまっていた。(シーズン中盤は)投球にもフォームにも迷いがあったのかな」
――今シーズン、自分のよかったところはありますか?
松本「(昨年の)オフシーズンから球威を上げたいと思って取り組んできて、試合の終盤になっても球速が落ちなかった。そこは1年間通してよかったところかなと思います」
――来シーズンも追究していきたい?
松本「はい。より強い真っすぐが投げられるように、継続してトレーニングしていきたいと思っています」
――調子の波の課題を克服する上で、必要だと考えていることはありますか?
松本「シーズン後半の投球フォームや投球内容が、自分にとってすごくよかったと思っている。まずはこのフォームをオフシーズンにしっかりと固めて、安定したフォームで春のキャンプ、来シーズンに入れるように。今シーズンぶれてしまったところなので、安定させていきたい」
――9月19日の西武-日本ハム24回戦からの3試合はいずれも7回を投げて2勝を挙げました。松本投手がよかったと考えているのはこの時期でしょうか?
松本「そうです」
――具体的にどこがよかったのですか?
松本「力の入れるタイミングと力の抜きどころ。ファームで何試合か投げさせてもらって、内海(哲也ファーム投手)コーチや他のコーチからアドバイスをもらった。自分なりにタイミングが掴めたかなと思います」
――今シーズンのオフはその再現性を高めていく?
松本「はい!」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー
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