県議会で大問題になった谷村新司さんの“激レア曲”を橋本大二郎さんが紹介!高知県以外では初披露かも?
元NHK記者、元高知県知事、元ワイドスクランブルのメインキャスターで、「くにまるジャパン 極」時代にはご意見番として出演していただいた橋本大二郎さんが11月27日の『くにまる食堂』に初めてご来店。谷村新司さんとの意外なエピソードを伺った。
元NHK記者、元高知県知事、元ワイドスクランブルのメインキャスターで、「くにまるジャパン 極」時代にはご意見番として出演していただいた橋本大二郎さんが11月27日の『くにまる食堂』に初めてご来店。谷村新司さんとの意外なエピソードを伺った。
邦丸「10月に谷村新司さんが旅立たれて以降、チンペイさんに関するいろんなエピソードが報じられている中で、大二郎さんのお名前が出てきました。高知県知事だった時、谷村新司さんに依頼して曲を作ってもらったんですって。」
橋本「そうなんです。きっかけは、私が福岡にいた時です。」
邦丸「NHK時代ですね。」
橋本「わたしは独身寮にいたんですね。その独身寮には、のちに紅白歌合戦の大プロデューサーになる同僚がいたんです。知事になって大学を作った時、その彼に「学生歌を誰かに歌ってほしい」とお願いをしたところ、「谷村さんがいい」と。そこで谷村さんを紹介されて一緒に食事をしたんです。そのとき聞いたのが、谷村さんが最初に紅白に出た時、リハーサルに某・演歌の大物がすごいギンギラギンのブレザーを着て来られて。思わず大声で笑おうかと思ったら、誰も笑わず神妙な顔でお辞儀をするので、並んでお辞儀をしたという話とか…」
邦丸(笑)
橋本「数年後、その大物歌手が紅白の大トリで紙吹雪が大量に飛び散って。鼻にボンボン紙吹雪が入って、どうするんだろうと思ったら、そのまま構わず歌ってるので、さすが大御所は違うと思った、っていう話を聞いて、これはやっぱり谷村さんに頼みたいとお願いして、作っていただいたんでございます。」
邦丸「(笑)まあ言わずとしれた北島三郎さんですよね。で、大二郎さんが高知県知事時代の1997年に開学した、高知工科大学の学生歌、「FLYING FISH(フライング・フィッシュ)」を谷村新司さんが作詞作曲したんですね。」
橋本「お魚は海を泳いでる、けれどもやがて空を飛びたいと思っている、というテーマの曲でございます。」
邦丸「実はこの歌、CD化されていないため音源が用意できなかったんですけど、スタッフが高知工科大学に連絡して、橋本大二郎さんがご出演すると言ったら、「だったらデータをすぐ送ります」と快諾していただきました。では、チンペイさんの歌声で、高知工科大学学生歌「FLYING FISH」をお届けします。」
――谷村新司さんが歌う「FLYING FISH」が流れる――
邦丸「めちゃくちゃいい曲じゃないですか!」
橋本「しかしこれが大きな波紋を呼んだんです。まず歌に「高知」とも「工科大学」とも出てこないので、「学生歌なのにドコの大学か分からないじゃないか」と県議会などで追求を受けることになったんです。もう1つは、知り合いのプロデューサーにお願いしたとは言え、当然ギャラは発生するわけですよね。その値段が県庁の役人の思う金額とは桁が当然違うわけです。」
邦丸「そりゃそうでしょう。チンペイさんですから。」
橋本「何百万ぐらいで済むだろうと思っていたのが、そうはいかない。と言うことで大きな問題になりました。しかし、それも懐かしい思い出でございます。」
邦丸「このままアリスのアルバムに入ってもいいような感じの曲ですね。売り出せば印税が高知工科大学に入ったかもしれない。」
橋本「そういうことを考える人はいなかったんですね。」
邦丸「ちなみに高知工科大の広報の方によると、高知県以外のメディアで「FLYING FISH」が流れるのは、ひょっとしたら今まで例が無いかもしれないそうです。大二郎さんだから、とのことでした。」
橋本「その大二郎さんだからっていうのが嬉しいですね。」
一体どんな曲なのか?他ではなかかな聞けない谷村新司さんの「FLYING FISH」が気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。橋本大二郎さんにはこのあと最近のニュースをバッサリ斬っていただきます。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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