【西武】佐藤隼輔投手インタビュー 先発と違い中継ぎは「毎日が勝負」
11月14日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの佐藤隼輔投手にインタビューした模様を放送した。中継ぎとして挑んだ今シーズンを振り返ってもらった。
――今年は昨年と違う役割のシーズンでしたね?
佐藤「昨シーズンは先発がメインで、所々中継ぎをやらせてもらったが、(今シーズンは)ずっと中継ぎでやったからこそ、疲労や調整の難しさといったものも含め、全て理解できた1年になったかなと思います」
――中継ぎに決まったタイミングは?
佐藤「キャンプの初日です」
――「えっ」という感じだった?
佐藤「ある程度それも想定していたので、特別びっくりすることなく中継ぎをやらせてもらいました」
――キャンプから調整の仕方もかなり違いましたか?
佐藤「キャンプの段階だと特別わからなかったが、シーズンを通して戦うことで、先発のときとは違った疲労があった。先発は1試合ごとの疲労が大きかったが、中継ぎは見えない疲労というか、自分でも気づかないうちに徐々にといった感じ。あとは先発と違って移動が多くなったり、そういった別の疲労かなというふうに感じました」
――気づかない疲労というのがある?
佐藤「先発だと投げた張りが取れないとかだが、中継ぎだと投げた張りというよりは、体が重くなったり、そういった違いがあるのかなと思う」
――シーズンに入って実際に投げ始めて、中継ぎのリズムをつかめたかなというタイミングはあった?
佐藤「投げるタイミングでしっかり結果を出すというだけだったので、自分の中の生活リズム的なところは徐々に掴んでいったかな」
――生活リズムは何が一番違う?
佐藤「先発だと、1週間に1回の登板で合わせてやっていましたし、週単位で考えられたが、中継ぎだと毎日のように試合があるので、試合に投げる投げないによってリズムが変わってくるし、毎日が勝負かなという感じ」
――答えにくいかもしれないが、先発と中継ぎどちらが面白い?
佐藤「どちらかといえば先発じゃないですか。同じ投手ではあるが、全く違う仕事になるのかなと思うので、楽しさとか、やりがいとかも違いますし、それぞれ違った大変さもある」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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