浦沢直樹が高田純次に漫画をうまく描くコツを伝授!
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11月18日放送の「純次と直樹」(文化放送)は、オープニングトークで浦沢直樹と高田純次が漫画をうまく描くコツについて話し合った。
高田「現在発売中のビッグコミックオリジナル22号に、浦沢さんが40年ぶりにバンドものを描いた読み切りの『ザ・ロックンロールバンド』が巻頭カラーで登場してます」
浦沢「高田さん見ていただいて、いかがでしたか」
高田「素晴らしいです。はい、5ヶ所ぐらい、パクれるところを見つけました。
浦沢「ぴょんぴょんぴょんって走ってるところに、はねた後をつけるとかね」
高田「あれはできないな~。あれいいな~」
浦沢「高田さんが描かれているような絵画的なものに、あんな漫画的なアニメ的なぴょんぴょんぴょんって跳ねたような線とかって入れていいんですか?」
高田「全然いいですよ。」
浦沢「高田さんはああいう線が入ったほうが高田さんのキャラが出ますよね」
高田「それが難しいんですよ」
浦沢「ゴツンと殴ったところの、殴るって当たってるところで、拳を止めると、当たったように見えないんですよ。押さえつけて見えちゃうんですよ。パンチが当たったら、次の動作で、当たったところに星みたいなものが書いてある。あれは漫画のコツですね」
高田「バックが夜の場合は丸を描く」
浦沢「ぼやけたね」
高田「あれは、時々ちょっとパクってますよ(笑)。とにかく、ビッグコミックオリジナル22号に新作読切『ザロックンロールバンド』が掲載中なので23号が発売される前に買って欲しいね」
「純次と直樹」は土曜夜6時30分から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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