【西武】青山美夏人投手インタビュー 1年目からフルシーズンで1軍も「肩肘の痛みは全くないし、そこも自分の強み」
11月17日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの青山美夏人投手にインタビューした模様を放送した。ライオンズ新人選手では唯一、キャンプから1年間1軍で戦い続けた青山投手に、プロ1年目の今シーズンを振り返ってもらった。
――今年の新人選手では唯一、キャンプからシーズン終わりまで1軍に残り続けました。今年1年を振り返ってどうですか?
青山「すごくあっという間だった。初登板の時は本当に緊張する場面でいかせていただいて、そこではいい結果は出なかったですけど、同じ対戦カードでリベンジできた。シーズン終盤では自分の中でいい手ごたえを掴めて終われた。いろんな場面で投げさせてもらって、いいシーズンだったなと思います」
――開幕戦のデビュー登板について、森友哉選手に同点ホームランを打たれた後にどのような気持ちで3つ目のアウトを取りにいったのでしょうか?
青山「打たれた時は頭が真っ白になってどうしようかとはなったんですけど、まだ同点で(勝つ)チャンスはまだまだあると思った。最後のアウトを取るまで気を抜かずにしっかり投げ切ろうと思いました」
――あそこで狼狽えなかったところが新人じゃないなと思いました。
青山「ありがとうございます(笑)」
――今シーズン、体力面で一番きつかった時期はいつですか?
青山「やはり夏場の7月、8月あたり。自分の中では疲れていないと思っていてもボールがいかなかったりとか、スピードは出ていても球に力がなかったりというような疲れがありました」
――どうしたらいいか悩んでしまいますね?
青山「大学の時も7月、8月は大会も何もない時期だったので、そこは難しかったです」
――体の不調や故障は今シーズン全くなかったのですか?
青山「そうですね。肩肘の痛みは全くないし、そこも自分の強みだと思っている。大学時代から監督さんに『無事之名馬』という言葉をずっとかけてもらっていて、そこは全うできたのかなと思います」
――亜細亜大学、生田勉前監督から何年生の時にかけてもらった言葉ですか?
青山「毎日ミーティングがあるんですけど、そこで怪我をしてしまった選手が出た時にそのような言葉を何回も言っていた。頭の中にずっと残っています」
――亜細亜大学の練習は厳しさで有名ですが、現状を把握し自分で考える部分の厳しさだと伺いました。考え抜いた4年間だったんですね?
青山「下級生の時に大学で初めて怪我をして、3年生で思うように投げられず、そこからトレーニングなどを見直した。ラストイヤーの4年生を迎えるにあたって、結果を出さないといけないと自分の中でも危機感があった。いいきっかけになりましたね」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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