「文化放送 受験生応援キャンペーン」矢吹奈子インタビュー「納得いくまで練習をして、不安な部分をなくしてから本番に臨みます」
文化放送の各番組や協力企業が一体となって受験生を応援する「文化放送受験生応援キャンペーン」。この特集では、今年度のキャンペーンガールで、文化放送『矢吹奈子のレコメン!』でもパーソナリティを務める矢吹奈子さんにお話をうかがいました。
※こちらは、文化放送の月刊フリーマガジン「フクミミ」2023年12月&2024年1月号に掲載されたインタビューです。
『レコメン!』初回ゲストの指原莉乃と交わした言葉
─ 4月に『矢吹奈子のレコメン!』がスタートしてから半年以上が経ちましたが、感触はいかがですか。
矢吹 最初に2時間の生放送だと聞いたとき、すごく不安だったんです。1人で喋るラジオも初めてでしたし。だけど、意外と初回から落ち着いて喋ることができたという感触がありました。スタッフのみなさんの空気感がすごく温かいおかげもあって、ラジオでは飾らない自分を出せている気がします。
─ ラジオならではの空間があるんですね。
矢吹 もう3回目ぐらいから、放送が始まる直前まで雑談してたりして、「あっ、始まる!」ってバタバタすることもありましたから(笑)。他の番組だと早めに準備をするんですけど、『レコメン!』だけはリラックスできている気がします。
─ これまでの放送で印象に残っている場面を教えてください。
矢吹 やっぱり、指原(莉乃)さんがゲストに来てくださった初回ですね。始まる前に指原さんの「生放送で2時間って、私でも無理だよ」という言葉を聞いて、「さしこちゃん(指原)で無理なら、私に務まるのかな」と不安になったんです。でも、なぜかそれとは逆に「よし、やってやろう!」という気持ちも湧いてきて。始まってみると、あっという間の2時間でした。終わった後、指原さんから「あんなにちっちゃかった奈子がパーソナリティになって、2時間も喋って。すごいよ」と言っていただけて。嬉しかったですね。
学生時代の勉強方法が、ドラマ撮影にも生きている
─ 今回の受験生応援キャンペーンのオファーが来たとき、どんなことを考えましたか。
矢吹 私自身、受験に関してはそこまでがんばったという経験がありません。ただ、アイドルの活動をしていたときに、握手会でファンの方から「受験生なんです。『がんばって』って言ってもらえますか」とお願いされることが多かったんです。それから時間が経ったあとに「奈子ちゃんが言ってくれたから志望校に受かりました」という報告をしてくれる方もいて。もちろん私の言葉のおかげというわけではなくて、本当にその方ががんばった結果なんですけど、それでも少しは力になれたのかもしれないと思うと、すごく嬉しくて。だから今回も、1人でも多くの方が「がんばるぞ」って思える力になれたらいいなと思って、オファーをお受けしました。
─ 矢吹さんの学生時代のことをお聞きしたいのですが、たとえば定期テストの勉強はどんな感じでしたか。徹夜をするタイプとか、逆に早めに寝るタイプとか。
矢吹 睡眠ってすごく大事だと思うんです。だから私は、寝る前にテスト範囲の全部をざっと一通り勉強して、それから寝ていました。そうすると、眠っている間に頭の中が整理されて、勉強したことが記憶に残りやすいような気がするんです。ただ、私にとってはテスト範囲自体がちょっと広すぎるというか、全部を覚えきるのは無理でした(笑)。でも、この方法は今でもドラマの台詞を覚えるときなどに役立っています。
─ 学生時代に身についたことが今でも生きているわけですね。
矢吹 そうですね。特に撮影期間が短い作品だと、覚える時間も限られています。だから、その日の撮影が終わってから寝るまでの間に次の日の台詞を覚える、という繰り返しになります。台本全体に目を通すのはもっと前からですけど、しっかり覚えるための台本読みは前日の夜にやっていますね。
大舞台に臨むとき、どうすればいい?
─ 受験はある意味、人生の中での「大舞台」であるともいえますが、矢吹さんがお仕事で大舞台に臨むときの心がまえを教えてください。
矢吹 どうしても緊張はしちゃいますよね。それは仕方のないことだと思います。そのうえで私は「楽しむこと」を心がけています。ライブのときなどは特にそうで、やっぱり自分が楽しんでないとファンのみなさんを楽しませられないので。
じゃあ、どうしたら楽しめるようになるのかと考えると、やっぱり不安なことがあると楽しめないですよね。だから納得いくまで練習をして、不安な部分をなくしてから本番に臨みます。勉強もそうなのかもしれないですね。不安があると、いつもならできていたところを間違えたりしますし。だから受験生のみなさんも不安要素を減らすために、何度も復習するんだと思います。
─ 先ほど握手会でファンの受験生の方を応援したお話がありましたが、逆に矢吹さんが応援される側として思い出に残っていることはありますか。
矢吹 こういうお仕事なのでファンレターをいただくこともあるのですが、12歳からファンレターをいただくようになって、もう10年になります。いただいたファンレターは全部保管してあります。段ボールいっぱいに入っているので、引っ越しのときは重くて大変なんですけど(笑)。手書きのお手紙や、きれいにデコレーションされたメッセージカードなど、様々なファンレターが届きます。飛び出す絵本のような立体的なカードをいただいたこともありました。それぞれに送ってくださる方の個性が表れていて、読んでいる私も楽しい気持ちになります。もしこうして応援してくださる方がいなかったら絶対にここまで来られなかったと思うので、本当にありがたいです。感謝です。
─ 最後に受験生のみなさんに向けたメッセージをお願いします。
矢吹 受験生のみなさんはもう既にめちゃくちゃがんばっている方ばかりでしょうから、私なんかが「がんばって」なんて言っていいのかなとも思うのですが、やっぱり最後まで自分のことを信じて、がんばっていただきたいです。みなさんがベストを尽くせるように、私からもいっぱいパワーを送ります!
~キミはひとりじゃない~文化放送 受験生応援キャンペーン
期間:2023年12月4日(月)~ 2024年2月16日(金)
矢吹奈子さんの撮りおろし写真、『レコメン!』メンバーからの受験生への応援メッセージなどを掲載!
1月10日(水)には特別企画として『レコメン!受験生応援スペシャル』を午後10時からお送りします。
特設サイトはこちら
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この記事の番組情報
レコメン!
月曜〜木曜 22:00〜25:00
月曜日は駒木根葵汰、火曜日はハナコ・秋山寛貴、水曜日は矢吹奈子、木曜日はM!LKのリーダー・吉田仁人が担当! Z世代の「好き」にもっと寄り添い、「好き」を拡げ…