「年内解散はまだあると思う」ジャーナリスト・二木啓孝がクリスマス投票を予測!
11月15日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、ジャーナリストの二木啓孝さんが出演し、副大臣や政務官が立て続けに辞任する“辞任ドミノ”について語っていただいた。
野村邦丸「9月13日に第2次岸田第2次改造内閣が発足して以来、辞任ドミノが止まらないですね。10月26日に山田太郎文部科学政務官が辞任。31日に柿沢未途法務副大臣が辞任。11月13日に神田憲次財務副大臣が辞任。3人続けてこうなると、だいぶ前だったら、当時の政権というのは当然倒れていたはず。ところが、岸田総理はねばり強い」
二木啓孝「持つんですよ(笑)」
邦丸「持っちゃうのは、代わりの人がいないから?」
二木「代わりの人がいないのと、手を挙げたがらない。こんな難しい政局の中で、火中の栗は岸田に拾わせておけ!ボロボロになってからでいいじゃんかっていう。ずるいよね」
邦丸「ただ岸田さんは年内の解散はありませんよとおっしゃってます。来年は自民党の総裁選挙があります。それまで、岸田さんは続けられるということ?」
二木「もつでしょ。それと、もう1つ、岸田さんは解散しませんと言ってないんです。マスコミが書いてるだけで、岸田さんは経済に専念すると言ってて、それをマスコミが年内解散なしと解釈してる。私はまだあると思います」
邦丸「ギリギリ?」
二木「日程を見るとぎりぎりできるのがクリスマス投票」
邦丸「また忙しい時期に」
二木「忙しい時期にな~っと思いながら、皆さん、ないとは思ってない。だから、ある政治家は、選挙事務所の用地を確保したとか、ポスターを刷るとかそんな話ばっかりですよ」
邦丸「まだ活きてるんだ。ただ世論調査を見てみると、現在の岸田政権は30%を切っています。そんな状況で解散しちゃってどうなの?」
二木「色々なシュミレーションがあるんですけど、実は、この状態でやっても自民党は20~25議席減で公明党と合わせると過半数は確保できる。それで、25議席減っても、それで責任を取れ、俺が手を挙げるという人はいない」
邦丸「なるほど!」
二木「だから、岸田さんは持っちゃうんです」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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