【お天気気象転結】浜祭の打ち上げで、私が泣いた訳
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼11月17日配信号 担当
鈴木純子
今年の日本は夏から一気に冬へ。
先週の火曜日11月7日は、東京の最高気温が27.5度だったのに、5日後の12日は12月中旬並みの11.7度までしか上がらず。
13日は東京で3年ぶりの木枯らし1号が観測されました。
こんなに極端な気温の変化では体調を崩すのも無理はありません。
今後は北海道と東北では11月中旬から下旬にかけても気温の高い状態が続く見込みで気象庁は高温に関する早期天候情報を出しています。
関東地方はひとまず11月は極端な暑さ寒さになるという情報は出ていませんが、朝晩と日中の気温差が大きい時期ですので、引き続きお身体大切になさってくださいね。
▲浜祭オープニング前に、アナウンサーが増上寺メインステージ脇に集合!
11月3日は浜祭でした。ご来場くださった皆様、ラジオで楽しんでくださった皆様ありがとうございました。
私は午前中カレンダーのサイン会場でリスナーの皆さんと直接沢山お話することが出来ました。サインを終えて特設テントを出ると、一人の女性がいました。
「鈴木純子さんにどうしても会いたくて浜祭に来ました」
というこの女性は、私が10年近く前に担当していた早朝のラジオ番組『笑顔でおは天!!』を聴いてくれていたそうです。
「あの時、私、子育てと仕事の両立にとても悩んでいたんです。でも『笑顔でおは天!!』で伊藤佳子さんと鈴木純子さんが、子育てしながらお仕事頑張っているのがとても励みになっていたんです。そのときのお礼が言いたくて。浜祭が4年ぶりの開催と聞いて、何としても行かなくちゃと思って来ました」
ここまで聴いたときには、二人で泣いていました。
彼女は『笑顔でおは天!!』のステッカーを持ってきてくれていたのですが、一部色あせていて、でもマグネットに貼って大切に使ってくれていたのがわかりました。
ステッカーにサインをさせていただき、握手をして別れました。
ラジオってこういう深いつながりがあるんだなぁと改めて感じるとともに、これからもリスナーの皆さんがちょっとでも笑顔になれるような番組をお届けしていきたいと思いました。
この話を浜祭のスタッフ打ち上げでしたところ、私が涙声になり、会場に居た他のスタッフがもらい泣きしてくれて、同じく会場に居た、いとうあさこさんがこの様子を翌朝の『ラジオのあさこ』で話してくれました。今週『お昼の純子』でもお話しました。
涙あり、笑いありの浜祭。リスナーの皆様も4年ぶりの想いを抱いて会場にお越しくださった方が多かったと思います。
初めて体験された方も、今回おいでになれなかった方も「また来年」お会いできることを励みに日々を大切に過ごしてまいりましょう。
▲私の失恋体験は、就職試験の作文にも綴った
さて、ここで特別番組のお知らせです。
来週11月22日水曜日午後7時~9時『好きがつながる!鈴木純子のDearズタボロ失恋ソング』放送です。
前半は私のズタボロ失恋体験談と、それがきっかけでSu凹ko D凸koi(すっとこどっこい)というバンドが作ってくれた曲『小麦粉女』もON AIR予定。
後半8時台はリスナーの失恋体験談とリクエストで構成しています。番組を聴いてこんな人もいるんだなあと、元気が湧いてきたらいいなと思っています。
▲珠玉の名作が集められたSu凹ko D凸koiのアルバムたち(純子所蔵)
翌日23日木曜日は、午前10時~11時『お昼の純子ホリデースペシャル』。
午前11時から午後1時は『キユーピー メロディホリデー』。今回も珠玉のメロディーです。美しい音楽でゆっくりとお過ごしください。
感想をお寄せいただいた方の中から抽選で200名様に番組が厳選した楽曲を集めた30周年記念オリジナルCDをプレゼントしています。
感想、毎回楽しみに拝読しております。
気象予報士 鈴木純子
▲キユーピー メロディホリデー30周年記念オリジナルCDプレゼントも