【西武】古賀悠斗選手インタビュー 盗塁阻止率12球団トップを記録するも「この数字よりも高みを目指してやっていきたい」
11月8日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの古賀悠斗選手にインタビューした模様を放送した。プロ2年目のシーズンを振り返ってもらった。
――シーズンが終わって、ほっとしている部分がある?
古賀「ほっとしているというか、自分の課題や良かったこと悪かったこと、いろいろ経験できたなと思います」
――今シーズン、出場100試合で先発が90試合、途中出場が10試合。この数字に関しては?
古賀「自分がいくら試合に出たいと思っても、監督やコーチが決めることなので、本当に感謝の気持ちというか、自分なんかに期待していただいてるのだなという意図を感じながら毎試合(キャッチャーとして)座っていました」
――今シーズンの目標として、「とにかく盗塁を刺す、肩の強さを見せる」ということを言っていました。今シーズンの盗塁阻止率.412、12球団のトップという数字については?
古賀「去年本当に悔しい思いをして、その気持ちがやっぱりこの数字につながったのかなと思うのですが、まだこの数字よりも高みを目指してやっていきたいなと思っています」
――目標にしていたことを、これだけ高いレベルでクリアできたということに関しては?
古賀「自信にもなりますし、去年(の悔しい経験)があってよかったなと思いましたね」
――盗塁を阻止するために変えたことは?
古賀「変えた部分は特にない。去年はピッチャーの球に慣れていなかった。1年目ということもあって、捕るので精一杯だったが、例えばスライダーを引っかけたときにどういう球が来るのかとか、そういったことを全部把握した。どこに来るかわからない状態だと盗塁が来ても動き出せないという部分があったのですが、ピッチャーの球に全部慣れてきたという部分が大きいかなと思います」
――来年また一つステップアップするために、どんなことを考えている?
古賀「キャンプのときから(ピッチャー陣と)会話する。(ピッチャー陣は)この期間でいろいろなことに挑戦してくる。フォームを変えたり、新球種に挑戦してみたり、年々変化をしてくる人もいるので、(ピッチャー)本人と自分の考えを一致させながら、それを試合でどう使うかというところも含めてキャンプのときからやっていきたいなと思っています。あとはノックの時など、自分が率先して発言したりといったこともやっていきたいなと思う」
――打者として、239打数52安打、ホームラン2本、20打点という数字については?
古賀「いやもう全然満足できていないし……まだまだです」
――いいところで1本が出るという印象がありましたがそのあたりは?
古賀「後半戦でちょくちょく出ただけであって、前半は全然駄目だったので、それで良い印象持っていただけるのは本当にありがたいことですが、やっぱり自分の中では得点圏打率が低すぎる。元々の打率も低いのですが、得点圏打率が低いなと思っていて、本当にまだまだレベルアップしないといけないと思ってます」
――来シーズンに向けてファンの皆さんにメッセージを。
古賀「今シーズンは応援ありがとうございました。自分もチームも、一回りも二回りもレベルアップして来シーズンに臨むので、来シーズンこそはAクラスに行きましょう。応援よろしくお願いします」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
関連記事
この記事の番組情報
文化放送 ライオンズナイター
火~金(10月〜3月) 17:50~17:57
群雄割拠の様相を呈するパシフィック・リーグ、王座奪回を目指す埼玉西武ライオンズの試合を中心に放送! 今シーズンも「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズ…