工期を70%短縮!日特建設の注目の最新技術とは?

工期を70%短縮!日特建設の注目の最新技術とは?

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  1. 11月6日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、日特建設株式会社 技術開発本部 常務執行役員 本部長の菅浩一氏が出演し、工期を70%短縮できる注目の最新技術についてお話いただいた。

松井佐祐里アナ「まずは企業プロフィールをご紹介させて頂きます。日特建設は、1947年に設立しました。基礎工事のエキスパートとして、環境防災、維持補修、都市再生の分野で事業を展開してきました。特に災害対策に強みを持つ会社として知られており、地震や台風等自然災害の多い日本を支えています。その根本には“地球と共に、歩み進んでいく”、“社会のニーズに対応したい“という思いがあり、日々安心して暮らせる社会の実現に向けて取り組んでいます。改めて、事業内容を教えてください」

日特建設株式会社・技術開発本部 常務執行役員 本部長 菅浩一氏「道路などの崩壊してしまったところを守るためののり面工事や、都市部で軟弱な地盤が液状化してしまうといった地盤改良工事、この二つを柱にダム基礎工事、杭工事、橋梁やトンネルの補修などを手がけています」

L is B代表・横井太輔氏「高速道路で大雨が降った後に何かが崩れてブルーシートが張ってあったりするんですよ。まさにああいうところを改修されるようなお仕事ですか?」

「例えば、雨が中に入らないようにブルーシートで覆って、それを取ってからまた新しく対策を施すということをやっています」

横井「菅さんのお仕事内容を教えてください。」

「私は入社して40年経つんですけど、技術者として研究開発や設計技術営業をずっとしてきました。現在は研究開発の責任者として働いておりまして、生産性の向上や環境の負荷低減ができるような工法を開発していこうと進めております」

松井「工事で使われている注目の最新技術は何ですか?」

「のり面の工事で、スロープセイバーという工法を作り、これが実用化に至っています」

松井「詳しく教えてください」

「スロープセイバーというのは最近開発した工法なんですけど、のり面に人がぶら下がってモルタルを吹き付けるっていう作業が結構あるんです。吹き付けるのは人力でやっているんですけど、それを機械化して、吹きつけアタッチメントというものと、バックホウを作ってロボットみたいな形にして施工を進めて、生産性を上げています」

横井「のり面というのは、例えば山沿いの道路で、コンクリートっぽいセメントっぽい、斜面が固まってるやつありますよね。あれですよね?」

「そうです」

横井「それをスロープセイバーというのは、今までは人が斜面に塗ってたのを、人じゃなく、機械化したということですね」

松井「人の時はどうやってやってたんですか?」

「山から綱を下ろして、綱にぶら下がって人がホースを持って吹いていました」

横井「それを自動化というのはどういうことですか?」

「例えばモルタルを10センチ吹きましょうとなった時に今までは人がぶら下がってピンを刺してこれが隠れるまでやりましょうとやっていました。これを、ライダーという機械を入れて測量をリアルタイムでやることで、きちっとした品質管理もでき、工期が70%ぐらい短縮できるようになりました」

横井「効果としては、少ない人数で7割の時間をかけずに3割の時間でできるようにしたと。これはすごい技術ですね」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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