純子アナとの防災講演会も3回目に…
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
先日、3回目となる「兵庫県西宮市薬剤師会」の依頼によるオンライン講演会を鈴木純子アナと一緒にお送りしました。
タイトルは「自然災害を学び薬局BCP作成に役立てる~風害、浸水害、土砂災害の最新実例の解説と対策~」
今回は芦屋市薬剤師会、宝塚市薬剤師会の皆さまにもご参加いただきました。
秋田市や千葉県茂原市の浸水被害などを中心に「今年の気象災害」について、また「竜巻・暴風対策」や「雷対策」についてご紹介しました。
もし講演を依頼してみようという方がいましたら、文化放送・広報か「防災アワー」bousai916@joqr.netまでご連絡下さい。
さて、きょう11月5日放送の「防災アワー」
先月東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2023」から3つのブースをご紹介しました。
まずリアルなVR地震体験ができる白山工業の「地震ザブトン」
室内専用の超小型地震動シミュレーター。
ゴーグルをつけると、揺れと同期した室内被害映像を見ることができで、リアルな地震体験ができるというものです。
場所を取らないので企業の従業員向け研修や防災イベントにも活躍しそう。
高知市・四国浄管の「災害トイレ2Ways 大地くん」
地下に備蓄槽設備を埋め込んで、平常時はトイレ10基、折り畳み式のトイレ建屋や様式簡易水洗トイレ、トイレットぺーパー、毛布などを収納。
災害時には大容量のトイレ設備となります。
空いた備蓄槽は、し尿一時貯留槽となり、500人が30日間使用可能だとか。
主に自治体が設置しているそうです。
石川県七尾市・「ほっと。松本」の災害時用寝袋兼敷物「おまもりぶくろ」
体育館1面、120人分敷くのにわずか2.5分というスピードで、広げるだけ。
敷くだけでゾーニングまで完了します。
厚さ4ミリのクッション入りで、下からの冷気を軽減してくれる寝袋兼敷物です。
聞き逃したという方はradikoでお聞きください。
気象予報士 防災士 気象庁担当記者 伊藤佳子