【全日本大学駅伝】前半重視オーダーは「できるだけ駒澤大学さんに背中を見せたい」中央大学・藤原正和監督前日取材
真の日本一を決める第55回全日本大学駅伝対校選手権大会は、25の大学と2つの選抜チームで争われます。
文化放送では11月5日(日)午前8時00分より『長谷工グループスポーツスペシャル 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継』を、解説に「箱根駅伝への道」ナビゲーターもつとめる2代目山の神・柏原竜二さん、ゲストに土方英和選手(國學院大學OB、旭化成陸上部)をお迎えして、総合実況・寺島啓太アナウンサーで放送します。
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▼11月5日(日)8時10分スタート
熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間106.8キロ
━━3区・吉居大和選手(4年)の調子は?
「いい準備ができていると思うので、期待してもらっていいと思います」
━━タイムの想定は?
「区間賞は絶対に獲れると思うので、タイム(差)の上積みがあればあるほどいいかなと感じています」
━━吉居駿恭選手(2年)の1区起用は初。意図は?
「短い区間ではありますけど、今までの大学駅伝は1区の数秒の差が後々大きく響いていますので、そこをしっかりと滑り出せるように」
━━7区・湯浅(仁、4年)選手に自信を持っているというお話でした。どのような練習を?
「シンプルに全体と同じ流れでやってきたんですけど、インターバルも非常に速い想定でやれましたし、距離走も誰よりもやっていた。うちにドラフト下位で入ってきた選手が4年間かけてここまで成長してきたのは、吉居大和、中野翔太にも引けを取らない成長だと思います。芽吹(鈴木芽吹、駒澤大学4年)君相手にどれだけやれるかというのは、我々としても期待を持って配置しました」
━━キャプテン選出は必然的?
「間違いないです。練習姿勢とかすべてにおいてキャプテンらしいキャプテンで、全幅の信頼を置いています」
━━過去の取材の中で、本間(楓、1年)選手と吉中(祐太、2年)選手に期待しているというお話でした。それぞれどのような選手?
「本間はルーキーですが、非常にストイックな性格でエースクラスの選手にも可愛がられています。大きな駅伝は初めてになりますが、先輩たちの力を借りて自分の力を発揮して欲しいと思います。吉中は大学駅伝デビュー戦。高校時代に苦しんできましたが、(中大入学後)1年、2年と出るレースで常に自己ベストと伸び盛りな選手。どれだけやってくれるか期待しています」
━━駒澤大学を意識した区間配置?
「(出雲駅伝では)駒澤大学さんを意識しすぎて自滅したところがあったので、自分たちの良さを活かせるように最大限の配置をした感じです。特に意識をしてというのはないです」
━━出雲駅伝の反省を活かした部分は?
「オーダーの組み方もシンプルに、自分たちの良さが一番出るにはどうしたらいいかを考えました。練習自体はかなりいいものをずっとできていますし、出雲で負けたことで、より悔しい気持ちを持って練習ができた。それをどれだけちゃんと発揮できるかというのが明日に出るし、やれることはしっかりとやってきたと思っているので、我々スタッフも明日が楽しみですね」
━━出雲駅伝の後、選手たちに変化は?
「まずは目標の再設定が必要というところで、4年生と幹事を集めて話をしました。僕らスタッフはこのような思いを持っているという話をして、学生たちで話し合ってもらいました。その中で学生たちから出てきたのは『絶対に箱根は勝ちたい』というもの。じゃあ全日本で今の自分たちの力を証明するのが一番大事だと考えて、今回は前のめりのオーダーを組みました。できるだけ駒澤大学さんに背中を見せたい。これが今の実力だと証明して必ず3位以内に入りたい。『ストップ・ザ・駒澤』とまではいかないかもしれないが、どれだけ106kmの間で背中を見せられるか、自分たちは半分くらい見せたいなという思いでオーダーを組みましたので、がっぷり四つで戦いたいなと思います」
◆長谷工グループスポーツスペシャル 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継◆
2023年11月5日(日) 8:00~13:50
解説:柏原竜二(東洋大学OB、2代目山の神)
ゲスト:土方英和(國學院大學OB、旭化成陸上部)
実況:寺島啓太アナウンサー
◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko インターネットラジオ
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この記事の番組情報
長谷工グループスポーツスペシャル 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継
11月3日(日) 8:00〜13:50
文化放送は大学駅伝ラジオ独り占め! 出雲駅伝、全日本大学駅伝、そして箱根駅伝を完全実況生中継で放送します。 真の日本一決定戦・全日本大学駅伝を制するのは、大会…