サンソウシステムズが考えるDX、デジタル化を進める上での課題とは?
- 10月30日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、株式会社サンソウシステムズ 常務取締役 蒔田豊氏とサービスインテグレーション部 コンサルティングセールス 岩間誠氏が出演し、力を入れる取り組みやDX、デジタル化を推進していく中で感じる課題などについて、詳しくお話いただいた。
松井佐祐里アナ「まずは企業プロフィールをご紹介させて頂きます。サンソウシステムズ.は、1974年に創業しました。創業期から、システムインテグレーション事業を生業とし、技術力と品質はもちろん、経営課題に対して幅広く適応可能な柔軟性が、お客様から評価されています。業種業界や企業規模を問わず、あらゆる企業が抱える課題を、ITの側面から解決に導いています。改めて、事業内容を教えてください」
株式会社サンソウシステムズ 常務取締役 蒔田豊氏「大きく分けて二つの事業ドメインがあります。創業期からシステムインテグレーション事業として、インフラ構築、アプリ開発、マネージドサービスと、様々なお客様の経営課題にこたえるべく事業展開してまいりました。またサービスインテグレーション事業では、ダイバーシティに基づく経営戦略や、ワークスタイルの多様化にお応えするため、“お客様と共に革新”を念頭に置いた、『SWI』(Sansou with Innovation)という、サービス概念モデルを2017年に旗揚げしました」
L is B代表・横井太輔氏「蒔田さん、岩間さん、それぞれのお仕事内容を教えてください」
蒔田「私はシステム事業全体の統括をしております。経営計画、事業計画や、主にクラウドサービス系のディレクションを行っております」
株式会社サンソウシステムズ サービスインテグレーション部 コンサルティングセールス 岩間誠氏「『SWIサービス』という当社のサービス事業で、お客様の課題を可視化して、解決までを導くお仕事を行っております」
松井「会社として、今一番力を入れている取り組みは何ですか?」
蒔田「お客様へシステムやサービスを導入するだけではなく、CS活動、カスタマーサクセスに力を注いでおります。」
松井「詳しく教えてください」
蒔田「全てのビジネス領域、時間や場所の制約を受けずに使う人にとって、わかりやすく快適なICTをお届けするため、デスクワーカーだけではなくて、様々な現場で働く人々の課題をお聞きするようにする。これを1社1社に対して定期的に実施していくというのはすごい大変なことなんですけど、この課題のヒアリングというところが、実は新しい気づきとなって、アイデアが生まれて、それらを新しいサービスの機能であったり、アレンジに加えていくということに繋がっていると思ってますので、非常に重要視しております」
横井「DX、デジタル化を推進していく中で感じる壁や課題は何ですか?」
岩間「ICTの難しいを簡単にすることです。最近DXって言われますけど、DXっていうと結局情報システムの方はわかるんですけど、現場の人にDXってまだまだ浸透してないというのが実感でありまして、ITは難しいという先入観が拭えないという方々がやっぱり多いです。現場では忙しく動き回って常に電話が飛び交ってて、お互い話中だったりとか重要な情報連携が遅れがちだったりします。当たり前の日常生活で感じない不便さ、というところに皆さん気づいていないんです。例えば典型的な例で、パソコンでよくコントロールCコントロールVって言ってもわかる人とわかんない人がいる。ワードとかエクセルで、どうしても慣れない人ってマウスで選択してコピーして貼り付けっていうふうに、いちいち作業してるんですけど、それをショートカットでやるだけでも非常に効率が上がるんですけど、マウスで日頃やってる人はそれが当たり前なので不便さを感じてないんですよね。そういったところを伝達していくのが難しくて、面倒くさいことをいかに簡単にお客様に提供するかというところの説明までにすごく時間がかかります」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…