【西武】松井稼頭央監督インタビュー 秋キャンプで選手たちに望むものは「自分のためにどれだけ内容濃く、みっちりとできるか」
10月27日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送した。秋のキャンプで監督が選手に求めるもの、そして来シーズンへの意気込みを訊いた。
――来シーズンに向けて、やはりオフェンス面を強化していきたいですか?
松井「結果として出ていますけど、でも打撃って水物ですから。その中でどうやっていくかは、個の力を少しでもレベルアップできるかという課題を持っていく。チーム打撃を含めて、数多くやっていきたいなと思います」
――来月から秋のキャンプが始まりますが、選手たちに望みたいことはなんですか?
松井「この秋というのは『こう特化して』というのをある程度取り組んでいきます。選手たちも自分のためにどれだけ内容濃く、みっちりとできるか。3週間は長いようで短いですから。振る量、捕る量含めてやっていきたい」
――監督も入団直後の秋のキャンプでは課題を見つけて消化していたのですか?
松井「(僕は)課題とかなかった。もうやるしかなかったので。打つ、守るは課題ではない。レベルが低いからやらないといけないというつもりでやっていましたね。僕は数やりましたけど、昔は東西対抗(戦)があったり、日米野球があったりで幾度となく抜けることがあったので多少の免除はありました」
――がむしゃらにこなしていた?
松井「がむしゃらというか、もうやるしかなかった。プロ野球選手で活躍したい、レギュラーになりたいと思っていたし、もうやるしかないなと。もうそこだけじゃないですか?」
――今の選手もそういう気持ちを前面に出してほしい?
松井「そうですね。このプロの世界、食うか食われるかの世界なので。そういう気持ちでやってほしいなと思うし、それなりの気持ちを持って、メリハリを利かせてやりたい」
――改めてファンやリスナーへ今シーズンを終えてのメッセージをいただけますか?
松井「今年1年、ベルーナドーム、ビジターでの声援を含めましてファンの皆様には、最後の最後まで選手の背中を押していただきありがとうございました。またライオンズナイターで1年間聴いていただいたリスナーの皆様、拙いこともいろいろとあったと思いますけど、最後の最後まで聴いていただいて非常に感謝しています。僕自身ももっともっと成長していけるように、またファンの皆さんに喜んでもらえるように、来シーズンはファンの皆さんと喜びを分かち合えるように、この秋みっちりやっていきます。またお会いできるのを楽しみにしています。本当に1年間ありがとうございました」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー
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