【西武】松井稼頭央監督インタビュー 今シーズン成長を遂げた選手は「この秋からが非常に大事になってくる」

【西武】松井稼頭央監督インタビュー 今シーズン成長を遂げた選手は「この秋からが非常に大事になってくる」

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10月25日放送のライオンズエクスプレスでは、前日に引き続き、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビューした模様を放送。今シーズン成長を遂げた選手について訊いた。

――外野のレギュラーはどうすれば勝ち獲れますか?
松井「どうですかね……これ難しいですね。難しいと思いますし、ただ何かをつかむときというのは、それ以上の何かを見せないといけないわけです。そこの突き抜け方がね。もちろんその中で日々選手も積み重ねてやってくれていますから、(シーズン)最後の西川(愛也)にしてもそうですし、蛭間(拓哉)もそうでしたけど、良いものを見せてくれたなとは思っています。西川は特にバッティングも含めて来シーズンに繋がるような、本人も少し手応えを感じたような内容だったと思うし、結果にも繋がってきたところはあったと思うので、非常に楽しみですね」

――西川選手はずいぶん成長した?
松井「そうですね。(2020年以来63打席ぶりの)ヒットがでて、その後またファームに行きましたけど、最後もう1回(1軍に)上がってきた中で、そこからというのはちょっと違うように感じましたね。特に最後の最後、何試合かもわからないが、若い選手にとってのその何試合というのは、本当に大きな何試合になりますので、そこの結果も内容も、ひとつ出してくれたのかなと感じましたね。もちろん若い選手もそうなのですが、チーム力としてもひとつ良くなってきたのかなというのは感じますね」

――キャッチャーでは森友哉選手がチームを離れた後、柘植世那選手、古賀悠斗選手、古市尊選手で切磋琢磨した中で、2年目の古賀選手が大きく飛躍したと思います。どうご覧になりましたか?
松井「キャッチャー全員若いですからね。そこの経験は本当に大きいと思いましたし、試合を重ねていろいろな経験したということが彼を大きくしていくところだと思いますので、そういう意味では来年が大事ですね。今年は本当によくやってくれたと思いますし、そこを自分のものにするという意味でも来シーズン、この秋からが非常に大事になってくるのかなと思っています」

――先発陣は10勝投手が3人(今井達也投手が7年目で初2桁となる10勝、平良海馬投手は先発転向初年度で11勝、髙橋光成投手が3年連続4度目の2桁となる10勝)ということで先発陣に関してはいかがですか?
松井「もちろん数字もそうなのですが、イニング数にしてもそうですし、しっかりとローテを守りながらね、1年間隅田(知一郎)もそうですが、この4人が軸となってしっかりと回ってくれたなというふうに思っています」

――今シーズンのリリーフ陣はいろいろ考えたかと思いますが、いかがですか?
松井「そうですね。でもその中でどうやっていくかが僕たちの役割だと思っています。その中でも豆田(泰志)、田村(伊知郎)、佐藤(隼輔)が1年間しっかりやってくれたなと思っています。やっぱり(大事なのは)来年ですよね。この経験を生かすも来年だと思うし、更なる成長を見せるのも来年だと思っていますので、そういう意味では新たな中継ぎ陣として少しずつ変わっていくのかなというところもあるでしょうね。中継ぎは層が厚ければ厚いほどいいわけですから。そういう意味も含めて、豆田もこの1年を経験できたということは、来年の飛躍にしてもらいたいなと思います」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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