首位と36ゲーム差!ぶっちぎりの最下位でも力投するピッチャーの心境を、 元阪神タイガースのエース・川尻哲郎が明かす
目下、絶好調の阪神タイガースで、かつてエースとして活躍した川尻哲郎さんが、10月20日の「くにまる食堂」に初めて来店。阪神ファンの春風亭一蔵さんと巨人ファンの野村邦丸アナとともに現役時代を振り返った。
邦丸「一蔵師匠はタイガースファンになるきっかけってなんだったの?」
一蔵「僕は、東京生まれ東京育ちで、ずっとジャイアンツファンで、ある時からスーパーアンチ巨人になったんです。」
邦丸「なんで?」
一蔵「なんか腹が立ったんでしょうね。当時の若い僕には、ジャイアンツの選手が偉そうに見えたんですよ。野球はずっと好きだったんで、巨人の負けを応援してみたらめちゃめちゃ嬉しかったんです。それが続いて、でもせっかくならどこか好きになろうと、じゃあタイガースファンに1回なってみようと思ったら、優しいのよ!タイガースファンが。今まであんな怖そうだったタイガースファンが、「よー来た!」ってウェルカムがすごくて。「おいでよ!教えてあげるから!」ってなって、一気に好きになったんです。」
邦丸「川尻さんも東京出身ですよね。」
川尻「まあ巨人ファンじゃないんですけど西本さんが大好きで、中学の時1回食事したことがあります。」
邦丸「えー!あの西本聖と?」
川尻「そうなんですよ、西本さんずっとファンだったんですよ。まあどこの球団のファンってのはなくて。今は阪神ファンですけどね。」
邦丸・一蔵(笑)
邦丸「川尻さんはその後、日大二高から亜細亜大学、日産自動車と、要するに関西には縁がなかったのが、ドラフト4位でタイガースに指名されて。入った頃のタイガースはどんな感じだったんですか」
川尻「めっちゃ弱かったんじゃないかな。弱かったと思いますよ。皆さんご存知のとおり。」
一蔵「入られた年のデータを見たんですけど、まあもちろん最下位。首位と36ゲームくらい離れてる。今年最下位の中日さんでも、そんな離れてないんですよ。もちろんゲーム数も今のほうが増えてるのに。その36ゲーム離されて最下位だった年に、川尻さんは8勝してるんですよ。」
邦丸「だから「川尻、頼む」っていう虎ファンが多かったと思うんだけど、いかんせん36ゲーム差だとテンションは低いんですか?」
川尻「いやでもね、もう社会人から入って頑張るしかないなと。成績がやっぱり一番なんでね、まあ“キレる”ことはなくやってましたね。」
一蔵「それだけ勝てないってことは、打てないってことですよね。」
川尻「う~ん、それはあんまりね。野手の人に悪いから言えないですけど。」
邦丸・一蔵(笑)
この後は、今シーズンの阪神タイガースの戦いぶりや、クライマックスシリーズ・ファイナルステージの展望なども伺います!気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
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