「危機管理産業展2023」1万5000人が来場!

「危機管理産業展2023」1万5000人が来場!

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。


10月22日(日)の放送も東京大学大学院 客員教授の松尾一郎先生による「防災出前授業」をお送りします

今年7月10日に発生した佐賀県唐津市の豪雨災害では土石流で3人が犠牲になりました。
発災から2週間後、松尾先生は被災した地域の住民30人に集まってもらったそうです。
発災当日午前4時39分に佐賀地方気象台は線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する情報」を発表しましたが、30人の中で線状降水帯発生を知っていたのは1人だけ
避難の情報を聞いた人は4人だけだったとか。
「防災無線」は雷と豪雨の雨音で聞こえない状況だったようです。

線状降水帯の発生時間は、未明から早朝に多い傾向にあります。
暗いし眠っている人もいるし、避難するタイミングは難しい。
避難するなら暗くなる前、外に出るのが危険なら家の2階の崖から離れた部屋に垂直避難してください。

先日10月11日~13日東京ビッグサイトで「危機管理産業展2023」が開かれました

およそ230社が出展し、3日間で約1万5000人が来場しました。
22日の放送では、株式会社トイファクトリーの「マルチパーパスモビリティ」をご紹介します。
トヨタの「ハイエースワゴン グランドキャビン」をベースにした車で、平時は10人乗りコミューターワゴン。
有事は脱着式シートを8席取り外して、簡易ベッドやテーブルなどを設置して簡易的な診察や治療が行えます。




トイファクトリーは岐阜県可児市の会社で、可児市が公用車として購入。
地域イベントで熱中症の救護室として活用したり、移動期日前投票所として選挙にも活用しているそうです。

日曜朝5時5分からの「防災アワー」
ぜひお聞きください。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者
伊藤佳子




















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