健康でいること、好きな仕事をすることが老後の安心につながる?
10月19日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「お金の稼ぎ方・使い方」をテーマにお届けした。金融庁による、老後を安心して過ごすには2000万円が必要、という試算が「老後2000万円問題」として話題となってから4年。物価高が続く中、老後の不安を解消して楽しく生活していくためにどうすればいいか考えた。
西川あやの「(老後2000万円問題について)入山さんの見立てではいかがですか?」
入山章栄「どちらかというと『こんなことで心配しなくていいんじゃないか』と思っている派です。皆さん働きたいかどうかは別ですけど、人手不足ですから、働こうと思えば働ける。大事なのは健康であることです。定年で60歳過ぎて社会保障でなんとかしようと思うと大変ですよ、って話ですけど、いま60、70でも働けますから。そのころには子育ても終わっているだろうから、ものすごくお金がいるわけじゃない」
西川「はい」
入山「本当に自分の好きなことをしてお金をもらって、年金ももらって。それで贅沢しなければ回るんじゃない? と思っています。年をとるほど体が言うことを聞かなくなるかもしれないし、好きな仕事もできなくなるかもしれない。備えあれば憂いなし、というのも事実です」
西川「働き口としては、なくならないという考えですもんね?」
入山「なくならないというか、需要と供給のギャップの話なんですよ。みんなサービスを受けたい。タクシーが典型ですよね、乗りたいけど運転手が足りない。そういうところに年配の人が行けば(ギャップが埋まる)。どちらかというと供給が足りなくなってきているから、もっと働き口はあるだろう、という流れですね」
西川「中田さん的にはどういう備えをしていこうと思っています? 働き方も含めて」
中田花奈「iDeCoや投資などをしています。働き方でいうと、アイドルや女性タレントって寿命が男性タレントよりすごく早いんですよね。それが芸能活動の常識としてあるので、『備えなきゃいけない』という感覚はあって。私はもうすぐ30になる、女性タレントとしての価値が薄まる可能性があるので、麻雀プロとしての活動をしていくのは長くできる仕事だと思うので、もっと力、スキルを磨いていけたらと思っています」
西川「夢というのもあると思いますけど、お仕事の選択としてそっちの勉強をするというのもひとつの方法ですもんね」
入山「中田さんはお金の投資も自分への投資もするじゃないですか。だから偉い。それを両方やって、長く、もっと変化しながらやっていこう、というタイプですよね」
中田「あと好きなことを仕事にしていたいので。需要があるところに仕事はあると思いますけど、あまり好きでないことを無理にするよりは、自分で好きなことを選びたいからこそ、自己投資、麻雀の勉強などをしたいなと。自分の好きなことをするためにしている、という感じです」
コーナー後半は「お金の使い方」について語り合った。会社員のお小遣の話から、入山がマンガ『定額制夫の「こづかい万歳」 ~月額2万千円の金欠ライフ』(著・吉本浩二)をオススメする場面も。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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