「ジャニーズだけじゃなくて芸能界の切り替え地点」カウアン・オカモトが今思うこと

「ジャニーズだけじゃなくて芸能界の切り替え地点」カウアン・オカモトが今思うこと

Share

10月19日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーにカウアン・オカモトさんが登場した。今年『ユー。 ジャニーズの性加害を告発して』という著書も発売したカウアンさんが、一連の問題について語った。

大竹まこと「まず一連のことがあって、騒動が大きくなって。(ジャニーズ事務所の)記者会見が二度行われました。その会見を見てどう思いましたか?」

カウアン・オカモト「現段階で思うことは特になくて。東山さんが社長をやるのは勇気のあることでしょうし、いまやりたいという人は誰もいないと思います。事務所を立て直すということになりましたけど、廃業という形は望んでいなかった。母校のような感じなので、なくなってほしくない。そこ(立て直し)は応援しています」

大竹「最初の会見のとき、『ジャニーズの名を残す』と言っていたけど、それはどっちでもよかった?」

カウアン「そうですね。名前より事務所自体が残ることが大事だったので。ジャニーズという名前にこだわることより、タレントや被害者の方々に向き合いながら続いていくということが大切なので。名前を変えることは、むしろいいかなと思っていました」

大竹「1回目の会見で舌足らずな部分があって、2回目の会見で『この人には振らないでください』というNG記者みたいな問題があった。外から見ると、今までの状態を引きずりながら会見しているように思えたんですけど、カウアンさんにはどう見えました?」

カウアン「NGリストが出たのは印象が悪くなったと思いますけど……いま僕が言えることはないかなって。僕自身も2回会見しているんですけど、最初から狙ってやっていたわけじゃなくて。ポロッと言ったことから注目されて、BBCの流れがあって、いろんな方が声を上げ始めた。それがネットで話題になった。本当に……ジャニーズ事務所だけじゃなくて芸能界の切り替わりの地点だと思っています」

大竹「そうだねえ。あなたの会見があってBBCが注目して。安倍(晋三元)総理のときもそうだったけど、何かないと蓋が開かない感じは、この国にある。安倍さんの場合は襲撃事件があって、あれがなければ旧統一教会のことはわからなかったかもしれない」

カウアンさんの最初の会見以降、世間から様々な反応が起きた。本人は「応援の声のほうが大きいんですけど、誹謗中傷や、いろんな声があります」と語る。

カウアン「ジャニーズファンの方々の『なくなってほしくない』『悲しい』という気持ちはわかるし、僕も悲しいので、理解できる部分はある。いろんな声がありますけど、応援の声も大きいですし、ここまで世間の方々がちゃんと向き合うとも思っていなかった。長年、芸能界で噂はされていたけど『そういうものだ』みたいな雰囲気があった」

大竹「はい」

カウアン「だけど一般社会に出て、自分の子供に置き換えたとき、やっぱりそれは許せないんじゃないか、という声のほうが大きかった。僕も改めて目が覚めたというか、そこまで反応が来ると思っていませんでした」

カウアンさんは愛知県豊橋市出身で、両親は日系ブラジル人だという。幼少期や事務所に誘われた当時のエピソード、今後の活動のことも語ってくれた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


大竹まこと ゴールデンラジオ!

大竹まこと ゴールデンラジオ!

月〜金 13:00~15:30

その他の主な出演者

“面白い”けれど”真剣に”、”くだらない”けれど”正直に”。 …

NOW ON AIR
ページTOPへ