『立川談志13回忌 そして伝説へ』 11月21日(火) 午後7時00分から放送
~落語とはイリュージョンである~
文化放送では、立川談志の命日となる11月21日(火)午後7時00分から、特別番組『立川談志 13回忌 そして伝説へ』を放送します。
異端の落語家、立川談志が2011年11月21日に亡くなって、今年は13回忌にあたります。そして今年は談志が落語協会を飛び出し、立川流を旗揚げしてから40年の節目にもなります。
談志は毀誉褒貶の嵐の中で芸の道を極め続けた風雲児です。弟子の立川志らくですら、「談志を落語中興の祖と言う人もいれば、異端児だと毛嫌いする人もおり、好き嫌いの分かれる落語家であることは間違いない」と語っています。これほどまでに人々に強烈な記憶を残した談志とは、一体どのような人物だったのでしょうか。一時代を画した落語家という単純な言葉だけでは括れない天才は、今の落語界にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。
当番組では、13回忌と立川流創設40年にあたり、改めて談志という落語家の足跡を振り返りつつ、その存在の大きさを探ってゆきます。
<爆笑問題・太田光が語る談志への想い>
談志が太田と初めて会った時、まだ売れはじめて間もないコンビであった爆笑問題。談志は銀座の行きつけのバーで太田に向かって「天下を取っちゃえよ」と発破をかけたと言います。日本一の人気者になれと言う激励の言葉でしたが、談志は太田のどのような面を高く評価していたのでしょうか。太田は「芸の遺伝子という意味では、自分は間違いなく談志師匠の遺伝子を引き継いでいると思っている」と語っています。番組では、談志を尊敬してやまない太田が、談志への熱い想いを語りつくします。
<林家木久扇、立川志の輔が語る談志とのエピソード>
そのほか、番組には「立川談志を大恩人」と語る林家木久扇が出演し、人気番組『笑点』に談志が誘ってくれた際の貴重なエピソードをはじめ、長い付き合いの中で感じた談志の本当の人柄などを紹介します。さらに現代の落語界を引っ張る立川志の輔も、「談志は常に50年先の落語界を見据えていた」とその先見性に驚いた懐かしいエピソードを明かしてくれます。
談志という天才を間近に見つめてきた人たちによって語られる貴重な証言の数々。この日、立川談志が蘇ります。
【特別番組概要】
■番組名: 『立川談志 13回忌 そして伝説へ』
■放送時間: 2023年11月21日(火)午後7時00分~9時00分(収録番組)
■出 演: 太田光、林家木久扇、立川志の輔 ほか
■進 行: 吉田涙子(文化放送)