【出雲駅伝】山の妖精から神へ 城西大学・山本唯翔選手 レース後インタビュー
スピードの“出雲”、伊勢路を舞台に大学日本一を決める“全日本”、そしてクライマックスの“箱根”。文化放送では、今年も「学生三大駅伝」を全て実況生中継!
駒澤大学の2連覇、5度目の優勝で幕を閉じた第35回出雲駅伝。レース後の選手、監督のインタビューをお届けします。
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━━今日のレースを振り返って
「チームとして総合8位以上を目標に掲げて挑んで、結果としてそれを大きく上回る総合3位。駅伝部としても初めての表彰台を達成したことはすごく嬉しく思う」
━━アンカーを任されたが、どのような気持ちで走ったのか?
「今年は4年生として最後の年で、エースとしてこのチームを引っ張ってきたので、最後アンカーを任されて、自分のところで順位を上げられるようにという思いで今まで準備してきた。結果としては順位を維持するというレースになったが、後ろから強豪校さんが来ている中でも後ろを気にせず、前を追って、3位でフィニッシュできたことはいい経験になった」
━━3区でヴィクター・キムタイ選手(2年)が順位を上げたが、気持ち高まる部分はあったか?
「3区のヴィクターで3位まできたということを聞いてすごく緊張したが、みんなの頑張りが自分の最後の走りにも繋がっていると思うので、チーム全員で戦えたことはすごく嬉しかった」
━━首に銅メダルを掛けているが、大会を終えてメダルを掲げるのは気持ちいいものですね?
「8月のユニバーシティゲームズでも3位をとらせていただいて銅メダルをもらったが、今回は駅伝でのメダルということで重みが違うと率直に思う。今度はこれ以上の金メダルや銀メダルを目指して頑張りたいです」
━━この1年間、箱根駅伝を終えてからどのようなシーズンだったか?
「自分たちが4年生でチームを引っ張っていくという立場で、大きい目標として駅伝を冬から掲げていた。こうして1つ目の駅伝をまず3位で終えることができたので、全日本大学駅伝、箱根駅伝と続くが、しっかりチーム目標を達成してまた来年のチームに繋げられるように頑張りたいです」
━━箱根の山上りを終えてからダメージはなかったか?
「2回目ということもあり、上りに対する準備をしていたのでダメージはそんなになかった。もっと上を目指せるなと箱根を走って思ったので、最後の箱根駅伝ではどこの区間を走るか分からないが、5区を任されたら山の神になれるように頑張りたいです」
━━「山の妖精」という愛称が付けられたが、次回は?
「まだ妖精だと思うので(笑)、神になれるように最後頑張りたい」
━━妖精と付けられたときの気持ちは?
「ここまで広まると思っていなかったので気恥ずかしさはあるが、誇っていいことだと思います」
━━そこから神に?
「神になれるように頑張りたです」
━━チームは三大駅伝で銅メダルをとった。次の全日本大学駅伝に向けて、気持ちの高ぶりはあるか?
「今日走った6人はもちろん、走れなかった人たちにもいい刺激を与えることができたと思う。次の全日本大学駅伝では総合5位を目指してチーム全員で準備していきたいと思います」
━━初めて出雲に来てどうか?
「初めて島根県を訪れてすごくいい所だと実感したし、沿道の方々もたくさん応援してくださってすごく力になった。出雲市民の人にも今後の駅伝の結果で恩返しできたら」
━━お参りは行ったか?
「お参りはまだ行けていないので、もし行けたらしっかりお祈りしてきたいです。今日はさよならパーティを開催してくださるということでそこで楽しんで、また次に向けて頑張りたいです」
◆文化放送スポーツスペシャル 第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2023年10月9日(月・スポーツの日) 13:00~15:30
解説:上野裕一郎(立教大学陸上競技部男子駅伝監督)
実況:斉藤一美アナウンサー(文化放送)
◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko インターネットラジオ
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この記事の番組情報
『オレは摂取す』Presents 第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継
10月14日(月・祝) 13:00〜15:30
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