第55回 全日本大学駅伝 コース紹介

第55回 全日本大学駅伝 コース紹介

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真の日本一を決める第55回全日本大学駅伝対校選手権大会は、25の大学と2つの選抜チームで争われます。

文化放送では11月5日(日)午前8時00分より『長谷工グループスポーツスペシャル 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継』を、解説に「箱根駅伝への道」ナビゲーターをつとめる2代目山の神・柏原竜二さん、ゲストに土方英和選手(國學院大學OB、旭化成陸上部)をお迎えして、総合実況・寺島啓太アナウンサーで放送します。

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▼11月5日(日)8時10分スタート
熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間106.8キロ


真の大学日本一決定戦!! 全日本大学駅伝のコース紹介です。

大会記録 2022年(第54回大会) 駒澤大学 5時間06分47秒

目次

  1. 1区
  2. 2区
  3. 3区
  4. 4区
  5. 5区
  6. 6区
  7. 7区
  8. 8区
  9. この記事の番組情報

【1区=9.5km  熱田神宮西門前~名古屋市港区藤前】

名古屋市内から三重県へ向かうスタート区間の1区は、8区間中最も短い9.5kmで争われます。名古屋港付近の橋を数多く通過するコースのため、小刻みなアップダウンをどのように利用していくかがポイント。各チームのスピードランナーが集まることになりそうですが、駆け引きと対応力が求められる重要な区間です。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 ピーター・ワンジル(大東文化大学・2年) 26分58秒(新)
区間2位 目片将大(青山学院大学・4年) 27分08秒
区間3位 千守倫央(中央大学・4年) 27分13秒

▼区間記録 ピーター・ワンジル(大東文化大学・2年)  26分58秒 第54回(=2分50秒/1km)

 

【2区=11.1km  名古屋市港区藤前~桑名市長島町】

愛知県に別れを告げ、三重県に入る2区11.1km。1区の次に距離が短い区間となりましたが、各チームとも序盤から優位なポジションでレースを運びたいため、準エース級のランナーが集まりそうです。51回大会では東京国際大学・伊藤達彦選手が13人抜き、52回大会では皇學館大学・川瀬翔矢選手が17人抜きの快走を見せたように、ごぼう抜きが見ものの区間でもあります。タスキを受け取ってからすぐ、日光川大橋のアップダウン。その後、中盤までほぼ平坦ですが、終盤で渡る木曽川大橋(全長858m)のアップダウンに加え、海からの突風に注意が必要です。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 葛西潤(創価大学・4年) 31分12秒(新)
区間2位 佐藤圭汰(駒澤大学・1年) 31分13秒(新)
区間3位 三浦龍司(順天堂大学・3年 31分27秒

▼区間記録 葛西潤(創価大学・4年) 31分12秒 第54回(=2分48秒/1km)

 

【3区=11.9km  桑名市長島町~四日市市羽津】

タスキをもらってすぐ揖斐長良大橋(全長1040m)を渡るなど、1区同様、橋や立体交差による小刻みなアップダウンが続きます。近年エース級のランナーが配置されることが増え、この3区でもごぼう抜きが見られる可能性が十分にあります。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 石原翔太郎(東海大学・3年) 33分48秒
区間2位 佐藤一世(青山学院大学・3年) 33分52秒
区間3位 石塚陽士(早稲田大学・2年) 33分59秒

▼区間記録 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学・3年) 32分46秒 第53回(=2分45秒/1km)

 

【4区=11.8km  四日市市羽津甲~鈴鹿市林崎町】

四日市の煙突群を横目に見ながら鈴鹿サーキットで有名な鈴鹿市に至る4区は11.8km。第49回大会まで、優勝を狙うチームはここで勝負を決めることが多かったポイント区間ですが、距離変更に伴い、区間配置の妙が出る区間になりました。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 山川拓馬(駒澤大学・1年) 33分41秒
区間賞 横田俊吾(青山学院大学・4年) 33分44秒
区間3位 山口智規(早稲田大学・1年) 34分01秒

▼区間記録 石原翔太郎(東海大学・1年) 33分16秒 第52回(=2分49秒/1km)

 

【5区=12.4km  鈴鹿市林崎町~津市河芸町】

鈴鹿市から三重県の県庁所在地、津へ向かう5区12.4kmは比較的起伏の少ないコースです。中盤以降は下り基調となりますが、晴天なら気温がグッと上がる時間帯のため、油断は禁物です。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 青木瑠郁(國學院大學・1年) 35分50秒
区間2位 篠原倖太朗(駒澤大学・2年) 36分00秒
区間3位 嶋津雄大(創価大学・4年) 36分10秒

▼区間記録 佐藤一世(青山学院大学・1年) 35分47秒 第52回(=2分53秒/1km)

 

【6区=12.8km  津市河芸町~津市藤方】

三重県の県庁所在地、津市の繁華街を通過する華やかな12.8km。起伏が少なく、つなぎの区間となりそうですが、逆に言えば、力のある選手を配置できるかどうか、チームの総合力を問われる区間となりそうです。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 吉居大和(中央大学・3年) 37分01秒(新)
区間2位 西澤侑真(順天堂大学・4年) 37分09秒(新)
区間3位 中村唯翔(青山学院大学・4年) 37分21秒

▼区間記録 吉居大和(中央大学・3年) 37分01秒 第54回(=2分53秒/1km)

 

【7区=17.6km  津市藤方~松阪市豊原町】

津市に別れを告げ、松阪市を縦断する7区は最終区へつなぐ重要な区間です。第50回大会から8区間中2番目に長い距離となり、その重要度は距離に比例して高くなりました。コースは比較的に平坦。残り1km付近の新生橋、そして近鉄山田線の高架を越えれば、いよいよアンカーが待つ第7中継点が見えてきます。

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 田澤廉(駒澤大学・4年) 49分38秒(新)
区間2位 近藤幸太郎(青山学院大学・4年) 49分52秒(新)
区間3位 フィリップ・ムルワ(創価大学・4年) 50分37秒

▼区間記録 田澤廉(駒澤大学・4年) 49分38秒 第54回(=2分49秒/1km)

 

【8区=19.7km  松阪市豊原町~伊勢神宮内宮宇治橋前】

全日本大学駅伝最長の8区はチームの命運を握るランナーが集うアンカー区間です。伊勢市に入り、JR参宮線の高架を越えると中間点。ここからレースは佳境へ突入。勝負どころは16km過ぎ、皇學館前から続く長い上り坂。この坂を登りきると栄光のフィニッシュテープが待ち受けます。2023年、第55回大会の伊勢路を制するのはどのチームに……?!

▼前回54回大会 成績上位3選手
区間賞 花尾恭輔(駒澤大学・3年) 57分30秒
区間2位 伊地知賢造(國學院大學・3年) 57分33秒
区間3位 四釜峻佑(順天堂大学・4年) 57分45秒

▼区間記録 メクボ・ジョブ・モグス(山梨学院大学・3年) 55分32秒 第39回(2007年)(=2分49秒/1km)

 

◆長谷工グループスポーツスペシャル 第55回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継◆
2023年11月5日(日) 8:00~13:50
解説:柏原竜二(東洋大学OB、2代目山の神)
ゲスト:土方英和(國學院大學OB、旭化成陸上部)
実況:寺島啓太アナウンサー

◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko インターネットラジオ

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