【西武】髙橋光成投手インタビュー 「ホームで9回にマウンドに上がる時のファンの方の声援はやはり特別ですし、言葉で表現するのが難しいぐらい感動する」
10月5日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手にインタビューした模様を放送した(インタビューしたのは10月2日)。チームトップのイニング数を投げ、3年連続の2けた勝利、3年ぶりの完封勝利も達成した髙橋光成投手に、今シーズンの振り返りを訊いた。
――9年目のシーズン、お疲れ様でした。
光成「お疲れ様でした」
――今シーズンも先発の中心としてシーズンを回りましたが、手ごたえはどうでしたか?
光成「今年は追い求めてきた球速が一つ上がって、それを継続できた1年だった。今後に繋がるいいきっかけになったというか、すごくいいシーズンだったなと思います」
――現状に満足せずに工夫を重ねていたものが形になったシーズンと考えていいのでしょうか?
光成「まだ理想としているフォーム、やりたいことは100%できていないので、めちゃくちゃいいかと言われるとクエスチョンです。でもそれをするための土台ができたというイメージです」
――チームでは菊池雄星投手(2016年~2018年に達成)以来となる3年連続の2けた勝利をマークされました。その数字についてはどう捉えていますか?
光成「正直設定したところはもっと上だったので、そこに対しては残念というかもっとできたんじゃないかという気持ちがあります。でも規定(投球回)もしっかり乗りましたし、大きな怪我もなく1年間、数年間戦えているというのは自分の体に感謝していますし、丈夫な体で産んでくれた両親にとても感謝しています」
――今シーズンは4完投で、2試合連続の完封もありました。完投、完封が増えたことについてはどう捉えていますか?
光成「先発投手として完投が減る中、4完投できた。ホームで9回にマウンドに上がる時のファンの方の声援はやはり特別ですし、言葉で表現するのが難しいぐらい感動するというか、グッとくるものがあって。完封できたのはファンの皆さんのおかげだなと思っています」
――来シーズンはその感動をもっと味わいたいですね?
光成「はい。体が壊れない程度に(笑)。もっと少ない球数で(完投)できたら理想ですし、できたらいいなとは思います」
――昨年一昨年とシーズン終盤まで出力が落ちないことも意識されていたかと思いますが、今シーズンはどうでしたか?
光成「安定して球速も出ていましたし、シーズン後半に入って疲れが出なかったというのは、今年から取り入れた栄養士さんとの食事面の部分もよかったなと思います。日々積み重ねてきたウェイトトレーニングがやっと形になってきたのもあるので、もっともっといい姿をファンの皆さんに見せられたらと思います!」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー
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