【西武】渡部健人選手インタビュー 一軍再昇格後は「結果を出さなきゃというふうに考えてマイナスな方向にいってしまった」
10月3日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの渡部健人選手にインタビューした模様を放送。2年ぶりに一軍出場を果たし、紆余曲折あった今シーズンを振り返ってもらった。
――3年目の今シーズンは2年ぶりの1軍出場ということで、手応えや課題をはっきりと感じたシーズンだったと思うが、どんなシーズンだった?
渡部「昨シーズンは思うような成績が出せなかったので、3年目になってようやく少しずつですが結果を出せるようになってきて、そこに関しては非常に良かったのではないかなと思います」
――10月2日終了時点で188打数の40安打で打率が2割1分3厘、ホームラン6本、25打点で2つの盗塁がありました。この数字についてはいかがでしょうか?
渡部「その数字は全てキャリアハイになるので嬉しいですね」
――今シーズン、怪我もありましたが、充実した1年じゃないかなと思います。自分で一番手応えを感じた部分、主にバッティングだとどのあたりでしょうか?
渡部「ホームランが6本打てたので、そこは自信を持ってやっていきたいなというふうに思いますし、三振数はちょっと多いので、そこを減らしていきたいなという気持ちはありますね」
――渡部選手らしい豪快な見事なホームランだなというものが多かった気がしますが、そのあたりはいかがですか?
渡部「そうですね。自分らしいホームランもあったので、そこは引き続き打てるようにやっていきたいなと思ってます」
――5月の末に一軍に上がってきて、良い感じだなと思ってきたときに、7月初旬に内転筋を痛めてしまいました。あの怪我がなければなと思っているファンの方も多いと思うが、ご自身としても悔しい思いはありましたか?
渡部「そうですね。本当に非常に良い状態だったので、このままいきたいなというところで怪我をしてしまったので、自分の中でもやってしまったなと思っていましたね」
――8月に戻ってきてからの自分のバッティングはどのように感じていましたか?
渡部「怪我する前と全然違う感覚だったので、早く取り戻さなきゃなというふうに思っていたのですが、なかなか取り戻すことができず、ズルズルいってしまいましたね」
――怪我する前と全然違ったというのはどのあたりで特にそれを強く感じましたか?
渡部「気持ちですかね。最初一軍に上がったときは、やってやろうというふうにしか考えてなかったけど、怪我明けで一軍に上がったときは、結果を出さなきゃというふうに考えてマイナスな方向にいってしまったので、そこじゃないかなと思っていますね」
――そういった気持ちが出てくると、体の動きやボールの見え方というのも変わってしまうものですか?
渡部「そうですね。全然違くなってきて、無駄に力を入れてしまうことなどが多かったので、そこでずれたり、ボールを仕留められなかったりというのが多かったですね」
――左足の内転筋を痛めた影響は、一軍に戻ってきたときは特になかった?
渡部「全くなかった。100%で走れる状態だったので、そこは気にしていなかったのですが」
――やっぱり気持ちの面が大きく影響したというところですか?
渡部「そうですね。多分そうだと思います」
※インタビュアー:高橋将市アナウンサー
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