海堀あゆみ、なでしこジャパンで世界一に輝いた時の心境を語る!

海堀あゆみ、なでしこジャパンで世界一に輝いた時の心境を語る!

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10月日(火)の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」にWEリーグコミュニティーオーガナイザーの海堀あゆみさんが登場。2011年女子サッカーのワールドカップでアメリカを破り、世界一に輝いたなでしこジャパンのゴールキーパーだった海堀さん。その時の心境について語ってくれた。

高橋優「2011年のワールドカップの時に、ゴールキーパーとして出場されていて、色んな人たちのお陰でピッチに立っているとなると、プレッシャー感じたりとか、緊張したりとか、そういうメンタリティにはならなかったですか?」

海堀あゆみ「いやあもう、その時は目の前のことに必死すぎたので、そんなことを考える余裕も無かったっていう。国際舞台を全部戦ったのが初めてで、まわりを見る余裕も無いぐらい必死だったので、サポートをしてくれた福ちゃん(前日のゲストの福元美穂さん)と山郷さん(山郷のぞみさん)から見たら『何でこんなに余裕が無いんやろか?』と思ってたことも絶対あると思うし、そんな私が出てて悔しいというか、色々な事があったと思うんですけど、何ひとつ顔に出さずに立ち振る舞ってくれたので、私も、出場してなかったらこうしないといけないなっていうのをここで教えてもらいました。また、自分さえ良ければいいという考えじゃ、チームは勝てないんだっていうところも、いろんなチームや組織っていうものの奥深さというか……」

高橋「それはサッカーに限らずですね?」

海堀「限らずです。なので、スペシャルな人11人集めても勝てないし、『光があれば影がある』じゃないですけど、表があれば絶対裏ってあると思うので、裏方の人たちに支えてもらっていることを感じたので、だからちゃんとやらなきゃいけないなって。逆にそれを力に変えるじゃないですけど、私がそこで緊張してプレー出来ないと、色んな人たちの思いを無駄にしてしまう。私はピッチに立っているひとりで、後ろにはふたり(福元さんと山郷さん)がいて、その奥には女子サッカー界の、ここに来たくても来れなかった人たちだとか、憧れてここを目指しているという人たちがいる中で、私が中途半端なプレーをしたりとか、ネガティブな気持ちで戦ったらその人たちに顔見せが出来ないなと思って、色んな自覚や責任感がそこで養われた気がします」

高橋「それが全部結果につながってるんですね!」

坂口愛美アナ「せっかくなので今のお話も聞いておきたいんですけど、海堀さんは2021年にWEリーグコミュニティーオーガナイザーに就任されました。具体的にはどういったことをされているんでしょう?」

海堀「そうですね、事務局の皆さんと一緒にどうしたら女子サッカーの魅力を伝えられるかといったところで、私は宮間あやさんが言った『女子サッカーを文化に』って言葉がずっと頭にひっかかっていて、せっかくWEリーグが出来たので、たくさんの人に応援してもらったり、身近になるにはどうしたらいいんだろう? というのを考えてます」

坂口「WEリーグは2020年に出来まして、プロリーグになったということですが、やっぱり変りました? WEリーグが出来て」

海堀「今まで子供たちがプロサッカー選手になりたいっていう夢を持ったとしても、プロサッカー選手っていうものが職業として無かったので、そういう意味では子供たちの夢として堂々と言えるものになったりとか、目指せる場所が出来たってことは凄くいいことだと思いますし、選手としても今まで仕事をしながらサッカーでって、凄く大変な時期もあった中で、今はサッカーだけに専念出来るっていう事では選手たちにとってもいいと思います」

この他、日本を世界一に導いた海堀さんのPK戦のお話や、最近凝っているという料理の話題など、様々なお話を伺うことが出来た。気になる方はぜひ、radikoのタイムフリー機能でお楽しみください!

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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