ゴスペラーズ安岡優「ラジオにリクエストしていただいたおかげです」
来年でデビュー30周年になる5人組ヴォーカルグループのゴスペラーズ。10月3日の「くにまる食堂(文化放送)」では、ゴスペラーズの安岡優さんがロングセラーとなった“永遠(とわ)に”やデビュー当時からのツアータイトル“ゴスペラーズ坂ツアー”について語ってくれた。
安岡「“永遠(とわ)に”は僕らをたくさんの人に知っていただくきっかけになった曲だったんですけど、リリースした時は一回チャートに出て数週間で100位以内から消えたんです」
邦丸「はい」
安岡「その後、ツアーを始めたら88位くらいにふっと帰ってきて、そこから毎週4位ずつくらい上がっていって、8月リリースだったんですが最高までいったのが年明け。次の年の1月に13位かな、14位かな、それくらいまでいきました」
邦丸「へぇ~」
安岡「本当に長くツアーで旅をしながらステージの上で歌い、たくさんの方に応援していただいた思い出がありますね」
邦丸「ゴスペラーズという存在がだんだん知られるようになって『コンサートがあるらしいよ』『じゃあ聴きにいこうか』ってなって『良かった~』って言ってくださった方にCDを買ってもらうという地道な積み重ねですね」
安岡「その頃、まだインターネットがなかったのでラジオにリクエストをしてくださる方がどんどん増えて、リリースから何か月か経った後にラジオでもランクインしてきた。ネットで音楽を楽しむ時代じゃなかったのでラジオ局の皆さんがかけてくれたおかげだなと思います」
邦丸「ゴスペラーズはずっと“坂ツアー”っていうのをやってますよね?」
安岡「“ゴスペラーズ坂ツアー”というんですけど、“ゴスペラーズ坂”という架空の坂道があるという設定で、デビュー当時から東京以外でやる時は『みんなで少しずつでもいいから坂道を上っていこうよ』という意味を込めてその名前をつけてツアーをやっています。長くやっていく中で坂道って上り坂だけじゃないじゃないですか?」
邦丸「はい」
安岡「たまには下ることもあるし、ちょっと停滞することもある。でも、それも含めて応援して下さっている皆さんと一緒に続けていこうと、そんな思いが込められています」
番組では、この他にもゴスペラーズの安岡優さんが色々な話をたっぷりしてくれました。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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