初めての息子のイベントでダブルブッキングしてしまったお母さんに中元「自分が頑張っていた中での出来事だったと考えられるといい」
『中元日芽香の「な」』が、10月2日(月)午前7時に更新され、「ちょっぴり長電話」のコーナーで息子のイベントでダブルブッキングしてしまって、せっかくの思い出が辛い思い出になってしまったというお母さんからの相談に中元が親身に答えた。
今回の相談は、「自分を責める考えが止まらない時や、辛い記憶が思い出されるとき、他の考え方ができないかということ。5月に息子を出産し、7月にお宮参りをした相談者。出張で写真撮影をお願いしたが、撮影と御祈祷を同じ時間に予約してしまい、神主さんにも叱られてしまったという。息子のための行事が苦い思い出になってしまったのがとても辛く別の考え方はないものかと思っている」という。
中元「自分のイベントだったら怒られたことを切り替えられたかもしれないけれど、相談者さんにとってもすごくいい一日になったらいいなと思っていたからこその落胆というか、落ち込みにつながってしまったんですかね。ご自身のミスをきちんと認めていらっしゃって、謝罪の気持ちもあってということで、できることは全てされたように私は思いますけれど、ただ、忘れて明日から気分を切り替えていこうとは中々ならない感じですかね」
相談者「そうですね」
中元「ご家族に一連の出来事をお話されたんですね」
相談者「母も一緒に来ていて、同じ現場にいたので」
中元「一部始終を見ていて、「あんな言い方しなくてもねぇ」と言ってはくれたものの、自分が悪かったのかなぁという気持ちが強いですか」
相談者「はい」
中元最近は考えないようにしていたということですよね」
相談者「他のことをやって、手が空いている時間を減らしていました」
中元「ふと考えてしまうと悲しさなのか、悔しさなのか、申し訳なさなのかどういった感情が思い起こされますか?」
相談者「やっぱり悔しさですね。もう少し打ち合わせとかしておけば防げたのかなということを終わってしまったことですけどぐるぐる考えてしまいます」
中元「そうでしたか。産まれたお子さんは長男さんですか?」
相談者「はい。そうです。」
中元「そうなると初めての色々な出来事の連続だと思うので、一生懸命手配しても間違ったりすることもありますよね。なので、今度からちょっと慎重にみたいな反省の仕方もあるかと思いますが、今までイベント一つ一つ丁寧にされていたり、今回のお宮参りとかということもきちんとされていて、お母さんすごい頑張っているなぁと私は思いますけれどね」
相談者「ありがとうございます」
中元は、この相談者との対話の中で、自分のミスから切り替えられない人への解決策を次のように提示した。
中元「私は母親の立場にはなったことないですけれど、それでも初めてのことって慣れなかったりして、これで合ってるのかなとか、でも誰かに聞くのも難しい。誰に聞くのがいいんだろうとかって色々考えちゃったり気を遣ってしまうので、そんな中で色々な体調の回復とか息子さんのお世話とかしながらの今回のことだったので、自分が色々頑張っていた中での出来事だったと少しでも考えられるといいですけれどね。起きてしまった出来事は変えられないですけれど、今のアルバムという形になったものが、数年後見返したときに私もお母さん1年目でこういう失敗したなぁとか、それを乗り越えて今ではイベントごとはたいてい経験して、強くなったなぁとか、何より写真の息子さん可愛いなぁとかそんな風に時間が今抱えているイメージを変えてくれるんですかね」
相談者「時間はかかるかもしれないけれどいずれはそれも含めて思い出になればいいかなと思っています」
また、相談者自身のミスはあったものの、相手の神主側の気持ちにも中元は寄り添って考えた。
中元「一つ思ったのは、神主さんにもいろいろな性格の方がいらっしゃったり、神主さんもその日の体調とか気分とかいろいろなことがあったのかなと思ったりして、そんなきつい言い方しなくてもって、あちらも自分で反省したかもしれないし、人と人って難しいですよね」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。