東京多摩地区の有機フッ素化合物PFAS汚染問題に青木氏「横田基地で消火剤の漏出があったことを認めている」

東京多摩地区の有機フッ素化合物PFAS汚染問題に青木氏「横田基地で消火剤の漏出があったことを認めている」

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9月22日の大竹まことゴールデンラジオでは、東京新聞の「PFAS血中濃度「健康被害恐れ」が住民の67% 多摩7市は都が汚染で井戸止めた地域 市民団体分析」という記事を紹介し青木がコメントした。

東京新聞によると、「東京・多摩地域で水道水源の井戸が発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)で汚染されている問題で、住民の血中PFAS濃度の検査に取り組む市民団体が21日、計791人分の分析結果を報告した。
その結果多摩30市町村791人ですけれども、都水道局が汚染で井戸の取水を停止した7市の住民の67%が、米国で「健康被害の恐れがある」とする指標を超えていた。」

青木「いわゆるフッ素化合物PFASの問題。これ東京新聞は東京の本当に地元紙なので、これを一面トップに掲げていて、これ市民団体が住民の健康調査血中血中濃度の調査をしたら多摩地域全体でPFASの合計で米国指標を超えた割合が46%に見られたと。これアメリカでは、腎臓がんとか、脂質異常症の発症リスクが上がるということで、各国規制を進めていた。アメリカだと7種のPFAS合計値で血液1ml当たり20ナノグラムを超えると健康被害の恐れがあるというふうにしているんだけれど、それを超えた人たちが実に住民の5割近くになった。これ相当深刻で、東京新聞にも書いているのは原因汚染源として見られているのが米軍横田基地。米軍がPFASを含む泡消火剤の大規模漏出となったことを認めている。分析を担当した京都大学の環境衛生学がご専門の原田浩二准教授は、基地が発生元であることは間違いないといっている。健康被害も心配ですし、そもそもの発生源である米軍基地に対して、きちんと調査を一緒にしなくちゃいけないんだけれども、日米地位協定の壁が立ちはだかってなかなかできない。沖縄なんかでは日常化している米軍基地の矛盾、あるいは存在みたいなものが東京のど真ん中でも起きていて、我々はどうするんですかってことは問われるんでしょうね」

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