保険に入る意味って何? 立ち止まって考えてみる
9月21日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「保険」をテーマにお届け。「若者の保険離れ」が指摘されるいま、保険に入る意味、メリットなどを語り合った。
西川あやの「どうでしょう、民間の生命保険」
中田花奈「私は2歳から終身保険に入っています。もともと父が払ってくれていたような状態なので、この間『じつは入っている』と言われて、『入っていたんだ!』という感じで。あまり理解していなかった」
西川「そういう方も多いかもしれませんね。民間保険、民間の保険会社が販売しているものです。どれもリスクに見合った保険料を支払って加入するもので、社会保険とは別にあります、という。病気やケガで入院、手術したときに給付金を受け取れる医療保険、あと自分が亡くなったとき、家族らに保険金が支払われる定期保険や終身保険……。医療保険なんかは自分が病気したときに安心というか」
中田「うん」
西川「健康で若いうちに加入を検討すると、月々の保険料を抑えやすい仕組みになっていますと。そうは言っても自分の病気のリスクなんてわかるものではない。結婚したらでいいかな、という気持ちもありますね」
中田「終身保険って『亡くなってから』とかじゃないですか。私、子供もいない、きょうだいもいない。結婚、出産でもしないと、入っている意味を考えづらいというか」
西川「きょうは立ち止まって考えようということで。ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんにいろいろ、教えていただきました。日本は公的保障がベースにありますけど、やはり民間の保険というのは、経済的な不安をそもそもカバーするためにありますよ、と」
中田「うん」
西川「経済的なリスクに備える御守りのようなイメージです。いきなり病気になったとき、ケガをしたとき、あと最近は老後の生活のために入る方もいる、ということです。これ、自分の収入のいくら分ぐらいを保険に使ったらいいか、って悩みません?」
中田「わかんないです。イメージがわかない。若者の保険離れみたいな話がありますけど、私の周りでもそういう(保険の)話が出ることがあまりなかった」
西川「転職されてフリーランスになったら、あるいは結婚したらそこで見直す、とも言われるんですが、飯村さんがおっしゃるには、毎月の保険料、手取り収入の5%ぐらいが目安なんだそうです。単身者なら死亡保障は要らないんじゃないか、とも。それを聴いて私も安心したんですよ。入山さん、昔はどうだったんですか? 新入社員はみんな入るもの、みたいな感じだったんですか?」
入山章栄「そうですよ。僕は三菱総研という会社で働いていました。三菱系というと明治生命。明治生命の営業のマダム、年配の女性ですね。ああいう方が車内をうろついていて。僕は入らなかったんですけど、合コンのセッティングとかしていましたよ」
西川「それが営業に入っているってことですか?」
入山「そう。右も左もわからない新入社員に近づいてきて、ガンガン、合コンをセッティングするんですよ。保険会社の、だいたいマダムとかが。だんだん打ち解けていって、『うちの買わない?』と言う。僕は参加しなかったんですけど。僕の友人は最後、断るときになんて言ったかというと、『僕は死にませんから』。おまえは武田鉄矢か! っていう(笑)」
妻や子のいる入山自身は現在、生命保険について「入ってよかったと思う」と語る。その理由を含め、詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
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