株式会社タカミヤのAIを活用した工場DXプロジェクトとは?
- 9月18日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、株式会社タカミヤ取締役兼、常務執行役員の安田秀樹氏が出演し、DX、デジタル化という視点で取り組んでいることについて、お話しいただいた。
松井佐祐里アナ「DX、デジタル化という視点で取り組んでいることは何ですか?」
株式会社タカミヤ 取締役兼常務執行役員・安田秀樹氏「タカミヤプラットフォームの利便性を高めるためにDXに取り組んでいます」
L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」
安田「DXがないと、このプラットフォームというのは成り立たないくらい、DXを推進するのは非常に重要だと思ってます。プラットフォーム企業と呼ばれてる会社は、皆さんどんなイメージがありますか?
横井「割とワンストップで、ここにさえ来ればいろんなサービスを受けられますよっていうのがプラットフォームというのと、あとやっぱり利用する方が嫌々利用するのではなくて、気づいたらそこを利用している、利便性というのがプラットフォームに求められますよね」
安田「ですので、デジタルであったり、DXを活用するというのが、やっぱりプラットフォーム企業として必須じゃないかなと思っております。我々の業界はアナログが多い業界ですので、DXを活用することで、劇的にお客様の利便性を高めて、安心してご利用いただける環境がつくれるのではないかということで、様々な取り組みを行っている最中です。また、当社が提供している製品は仮設機材ですので、工事現場にはなくてはならないものでして、人が乗って作業をするものですので、安全でなくてはならないものです。そういった製品の製造の場面においてもDXの導入を検討しております」
松井「AIを活用して外観検査を自動化する、工場DXプロジェクトを開始したそうですが、これはどんなプロジェクトですか?」
安田「これまでは製品の製造工程において、部材の溶接接合箇所を目視で点検していました。これらの作業にカメラとAIを活用することで、確認作業を自動化しました。作業時間の短縮や生産効率を上げるだけではなく、ヒューマンエラーの撲滅にも寄与しております。様々な製造の工程でDXを活用することで、業務の効率化や生産性向上、安全な製品の提供を実現して参りたいと思ってます。また、生産現場だけでなく、レンタル資産を管理している機材ベースではスマートフォンで返納された機材を撮影しAIを利用して数量を数える取り組みを行っています。AIが出した情報と画像情報をテレワークの社員や遠隔地の拠点の社員に連携し、数量の最終チェックを行っております。これにより、お客様から返納頂いた機材の検収作業が正確により早く行うことができるようになります」
横井「今のお話ですと、例えば機材ベースに人がいなくても、写真を見て確認は人がやるんですが、ご自宅ですとか遠隔地からでも確認できるということですね。すごいですね。」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…