「プログラムは1年半前に決める!?」 清塚信也さんが語る困ったクラシック界
毎週火曜、夜9時から放送している「ガキパラ ~NEXT STAGE~」。
8月29日(火)の放送は、ピアニストの清塚信也さんにお越し頂きました。
5歳からピアノの英才教育を受け、小6、中1のときは1日10時間練習していた清塚さん。しかし、いくらクラシックで賞を取っても、ポップスやジャズなどのピアノ演奏を聴いて「どうしてできないんだろう」とコンプレックスを感じていたといいます。さらにクラシックを演奏していたときも納得いかないことがあったそうで・・・
清塚「クラシックでも、例えばショパンの曲を上手に弾くじゃないですか。なんかね、ショパンの株が上がってるような気がして」
小幡「自分よりも!?」
清塚「そう。作った人の方が弾いてる人よりすごくないですか? 『この曲作ったのショパンなんだよ!』って。実際にクラシックって、弾いてる人より何を演奏するかのプログラムで人が集まるっていまだにあるんですよ」
武田「たしかにチラシには何を演奏するかって書いてありますよね」
清塚「ポップスでは絶対ありえない。1年半前からプログラム決めてくれとか言われるんですよ」
あんにゅ「へぇー!」
清塚「1年半後もそれ弾きたいかわかんねぇ! って思うんですよ。もう自分の中でブームが終わってるかもしれないし。でも、それくらい楽曲や作曲家に対してリスペクトや人気があるんです。それはそれで素晴らしいんですけど、自分じゃなくてもなって段々イライラしちゃって」
武田「いいな~ロックだな~!」
他にも、即興やポップスへの壁を越えたときのお話などを伺いました。最後は、清塚さん選曲でガーシュウィンの「サマータイム」をセッション!
今回、清塚さんが演奏で使ったのはYAMAHAのシンセサイザー「MONTAGE8」、小幡さんは「BB734」のベースを使用しました。
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