「やっぱり“金の魔力”かな…」収賄疑惑の秋本議員をスタジオに連れてきたジャーナリストは今何を思うのか?

「やっぱり“金の魔力”かな…」収賄疑惑の秋本議員をスタジオに連れてきたジャーナリストは今何を思うのか?

Share

邦丸アナの番組に長きに渡って出演していたジャーナリストの二木啓孝さんが9月1日のくにまる食堂にご来店。昔から期待していた秋本真利議員に汚職疑惑が持ち上がったことをどう思うのか話を聞いた。

邦丸「今日はどうしても二木さんに伺わなければならないことがございます。テレビのニュースやワイドショーでも随分と騒がれました。洋上風力発電事業をめぐる汚職事件で東京地検特捜部から任意での聴取を受けた、秋本真利・衆議院議員の件です。」

二木「はい。」

邦丸「実は『邦丸ジャパン極』時代に、期待の若手議員として二木さんがスタジオに連れてきてくれたのが秋本正真利議員でした。洋上風力発電をどんどんやるべきだと、原発の再稼働については、自民党内にいながらも反対の立場を取っているというので、「いろんなところから逆風が吹いてるんじゃないですか」みたいな話をして。一緒に番組をやっていた西川あやのアナウンサーは「こういう人が自民党にいるんだ」って言ってたんですが、この前の報道が出たときは「ふざけんな!」と非常に憤っていました。これ、二木さんはどう思われています?」

二木「秋本議員は、邦丸さんの朝の番組で、このスタジオに来てもらって話を聞きました。自民党ながら脱原発で、次は再生エネルギーの風力だということを熱く語っていました。私は秋本議員をずっと注目してたんですが、風力発電の設備会社からもろもろ3000万のお金をもらって、国会の質問で「もっと小さな会社、技術があるところを選定するのはいかがですか?」っていう質問をしているんです。それが、お金をもらった見返りに国会質問したということで贈収賄。これは、東京地検特捜部がずっと追いかけていて、お金を渡した方がそれを認めているということなのでアウトなんです。がっかりです。私、がっかりしています。」

邦丸「うーん…。」

二木「原発利権とか我々が言ってた権益の構図と全く同じことをやってた。これはもう犯罪ですけど、自民党の中で風力を含めた再生エネルギーの声が消えてしまいした。」

邦丸「これが一番大きいですよね。」

二木「本人はそういうことを自覚をしてたはずなんですけどもね、やっぱり「金の魔力」っていうのかな。いやなニュースでした。」

邦丸「原子力に変わる安定した新しい電力が日本には必要なんだという説明を聞いてる限りでは、本当に洋上風力発電は非常に有望だし、今では大企業がどんどん入って事業化をやっています。この流れはそのまま続くんでしょうね。」

二木「彼は、野党のような「反原発」ではなく、「脱原発」なんだと。その「脱原発」で、再生エネルギーをどうするのかが重要で、「原発反対」と言うのではなく、提案をしていきたいと言ってたんですがね…」

秋本議員についてはこのあともさらに深い話を徹底追求!気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまる食堂

くにまる食堂

月~木 9:00~13:00

その他の主な出演者
CLOSE
その他の主な出演者

リスナーが今気になる政治・経済・エンタメ情報をお届けし、リスナーの意見を紹介する機会を充実させ、”知りたい””言いたい”気持ちに応える場所になります。 毎日通…

NOW ON AIR
ページTOPへ