放送開始60周年 ニュースパレード 音を撮る 放送開始60周年 ニュースパレード 音を撮る
2019年6月7日

アセテート盤をご存知ですか

レコードを聴いているのではありませんし、まして旋盤工でもありません。昔、デンスケで録音したニュース音声は、このアセテート盤という簡易なレコード盤に焼き直したうえで放送していました。昭和51年ごろ。

2019年6月6日

世界的にも稀な松代地震

長野県で1965年から続いた松代地震は人々の記憶から薄れつつありますが、3年以上続き、有感地震が6万回以上に及びました。知見と教訓にするために忘れてはいけない災害です。1966年11月に撮影。

2019年6月5日

都市美化キャンペーン

1964年東京五輪のおよそ半年前の神宮外苑。東京をきれいな街にして世界の人を出迎えたいという思いが溢れていました。マイクを持って寄りたい気持ちを押さえ、少し離れて親子の姿を眺めているような写真です。

2019年6月4日

機械の音と咳き込む声。

昭和41年、四日市ぜんそくで知られることとなった三重県四日市の工場群。マイクが拾ったのは機械の音や人が咳き込む声。「公害」は「土壌汚染」「大気汚染」「環境破壊」など言葉を変えて生き続けています。

2019年6月3日

ダンプカー!

ダンプカーという言葉の響きも懐かしい昭和41年の写真。今ではトラガールと呼ばれ国内で2万人が活躍する女性トラックドライバー。当時はとても珍しく、その雄姿には一筆「女傑ここにあり」と添えられていました。

2019年5月31日

歴史的な大歓声

1979年の第1回東京国際女子マラソンです。世界で初めての国際陸連公認女子マラソンがスタートした歴史的な瞬間。スタンドの大歓声が聴こえてきます。文化放送は2008年の最終年まで中継を続けました。

2019年5月30日

人の声、響く電話、編集機からは取材音。

「はい、こちら報道部!」「○○ちゃん、中継車から音来るよ!」。なぜか昔の報道記者たちはみな声が大きかったのです。活気溢れる昭和46年の報道部のひとコマですが、よく見るとあくびしている人もいてご愛嬌。

2019年5月29日

カラカラでハラハラ。

ソニーの録音機、通称デンスケが奮闘中。昭和40年代の写真ですが、この機種は平成の世でも使っていました。聴きたくないのは、テープがカラカラ空回りする音。15分しか録音できずいつもハラハラし通しでした。

2019年5月28日

解決記念の盾も虚しい。

1963年の「吉展ちゃん誘拐事件」。脅迫電話の声とよく似た男がいるという情報を受けた記者が街声取材を装い収録に成功。犯人逮捕に結びつけました。しかし事件の悲しい結末に解決記念の盾も虚しい一枚です。

2019年5月27日

中継車、現場に到着。

ガソリンの臭いとともに、うなるようなエンジン音が耳に響いてきます。今はワンボックスカーとなった中継車ですが、昔はまるで西部警察並みの迫力! 昭和37年、42年、54年、そして「昭和64年」の雄姿です。