「ちゃんと書いてよ、新聞記事で」米中首脳会談報道に経済評論家が物申す

「ちゃんと書いてよ、新聞記事で」米中首脳会談報道に経済評論家が物申す

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9月28日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~8時00分)が放送され、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と米中首脳会談について意見を交わした。

全体を通してご覧いただくことをお勧めしたい

寺島「アメリカのホワイトハウスは25日、ワシントンで行われた米中首脳会談の合意事項をまとめたファクトシートを公表しました。AIをめぐる対話枠組みの創設のほか、アメリカと中国の両国が第二次世界大戦で同盟国として戦った歴史を明記しました。中国が重視する台湾問題には文書では触れませんでした。週末、米中首脳会談、今回の会談ですが上念さん、こちらどうご覧になってますか?」

上念「日本の新聞は言葉尻とか捉えて「同盟国って書いた」とか、そんなことばっか言ってるんですけど、ちょっと全体を通してご覧いただくことをお勧めしたいなと。ざっくり言うと米中首脳会談の前に日米首脳会談がありました。終わったらすぐトランプさんから電話がかかってきて「こんな内容を話しといたんで」と「段取り、大丈夫ね」と「打ち合わせ通りね」みたいな電話までいただきました」

寺島「日米でね、電話会談」

上念「どんだけ丁寧な営業マンですかと。今時、三越の外商さんぐらいですよ、そこまでやってくれるの」

寺島「そうですか(笑)」

上念「いやもう、アメリカ、丁寧にやってくれてありがとうございます、みたいな話なんですけど。この流れを見るだけで、もう自明でしょと。さらに晩餐会でレ・ミゼラブルの歌が流れ、台湾のテレサ・テンさんの歌も流れてね。それから中国の胡錦濤時代を懐かしむ、あの頃は良かったなみたいな歌が流れたりとかしてね。習近平はレ・ミゼラブルの歌知らなかったみたいで思わず拍手しちゃうんですけど、それ、民衆が立ち上がる前夜の歌だぜ、みたいな。そういう皮肉の効いたこともやらかしね。合意文書の中身を見てみると、これは元産経新聞の北京支局長だった矢板明夫さんがいみじくもツイッター、Xに書かれてるんですけど、アメリカはだからメンツをあげたと。習近平に」

寺島「はあ、なるほど」

上念「中身取りましたと。中身って何かというと、土・豆・泥・飛行機。これ、4つ取りましたと。土はレアアースね。豆は大豆、買わせる。泥はフェンタニルの規制ね。飛行機はボーイング。でもこれも、実は前に会った時に約束してたやつをまだやってないのみたいな話なんですけど。もう一回、そこはネジ巻きましたと。逆にメンツを与えるっていうのはコストゼロですよね。「いやー、習近平さん素晴らしいですね」全部言葉ですから」

寺島「あと迎えに行ってね、基地までね」

上念「それから、第二次大戦、同盟国として戦ったって言うんですけど、その時に存在してなかった国がありますよね。中華人民共和国、略してPRC。だからチャイナって書いてあるけど、PRCって書いてないじゃん。(笑)ファクトシート見たんですけど、A4で2ページぐらいあるんですよ。その中で1行だけ戦ったってことを思い出して話しましたって書いたんですよ。しかもそれはチャイナでPRCじゃないんですよ。その2行目に、戦後はずっとアメリカ軍が戦力を前方展開したことによって――これ要は米軍基地のことですけどね、日本にある――自由で開かれたインド太平洋ができて、それでアメリカ発展してきたんだって書いてあって。自由で開かれたインド太平洋って誰の言葉?安倍さんの言葉ですよね。そういうのをちゃんと書いてよ、新聞記事で。なんで一介の経済評論家のオレが、そんなこと解説しなきゃいけないんだって思ったんですけど、何なんでしょうね」

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