憎悪を育てるということは、国がなすべき教育ではない
9月15日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、防衛省が全国の小学校に、2024年版防衛白書の子ども向け冊子を配布し、全日本教職員組合などが反発していた問題について取り上げた。
番組ではまず東京新聞の記事を紹介。
防衛省が全国の小学校に、2024年版防衛白書の子ども向け冊子「まるわかり!日本の防衛」を配布し、全日本教職員組合などが反発していた問題について。
特に問題視されているのは、中国・北朝鮮・ロシアの3カ国を名指して「日本の安全保障環境が厳しくなっている」としている点についてたが……
武田砂鉄「自衛隊のなり手不足というのはずっと問題視されていたけれど、どうやって少ない若者の中からなってもらうかというPR合戦がずっと続いていくわけで……その一環でもあるんじゃないかって思ってしまうような……小泉防衛大臣は『小中高生の皆さんにも、わが国の防衛の重要性について理解を深めてもらいたい』と言ってるわけですからね。そもそも日本国憲法の平和主義と反する考え方が(配布された冊子には)含まれているわけですから、当然問題だと思いますけどね」
小島慶子「自衛隊のなり手を増やすということが目的であれば、『自衛隊はこういう組織で、ぜひここで働いてください』という意図を全面に出さず、あたかもそういうものではないようなフリをして、小学校のような現場に配る、しかも特定の国を日本とっての脅威であると名指しするのは……。当然ながら、中国や北朝鮮やロシアにルーツを持つ人は、日本にも暮らしていますよね。それに対して、記事の中でも複数の教員や専門家が懸念を示していますけど、子どもたちが自分の身の回りにいる人をいじめるとか暴力を振るうとかいうことに繋がりかねない。引いてはいたずらに敵愾心や憎悪を掻き立てることになるんですよね。憎悪を育てるということは、国がなすべき教育ではないですよね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~15時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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