2024.03.31

【番組概要】Vol.4

この記事では、ラジオ放送第四弾の概要を紹介します。

『知っていますか？ロービジョン～0と1の間Vol.4』は、2024年3月31日（日・祝）15時00分より放送されました。

当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。

今回もパーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。

今回の第四弾のテーマは「働く」。

視覚障害者の労働の現状について理解を深めるべく、働くロービジョン者にインタビュー。

視覚障害のある中で仕事をし続けることについて、様々なお話を伺いました。

また、視覚障害者が日々の生活を送るうえで、便利なアイテムもご紹介しています。

あなたの周りに…
足元のゴミ箱に何度も躓く人はいませんか。

暗い場所で急に歩き方がゆっくりになる人はいませんか。

手を上げて微笑みかけたのに
黙って通り過ぎていく人はいませんか。

あなたの周りに、いませんか？
あなたの周りのその人は、「ロービジョン」かもしれません。

※以下「」に入っている黄色の文字は、クリックしてウェブサイトに移動することができます。

＜番組内容＞

・オープニング
・取材①（大口史途歩さん）
・今回のテーマ≪皆さんの職場や、皆さんの周囲にも働くロービジョンの人がいる事を知っていますか？≫
・「ロービジョン」とは（ロービジョンの方の声・白石Pの最近の状況）
・取材②（白石直樹さん）
・取材③（朝野さん）
・「ニップン」からのお知らせ
・取材④（辻下周吾さん）
・「AVIOT」骨伝導イヤホンのご紹介
・取材⑤（松島伸浩さん）
・取材⑥（高濱正伸さん）
・エンディング：「行政・教育・医療等の連携が必要」

＜取材先一覧＞

⓵石川県珠洲市　大口史途歩さん

能登半島地震で被災したロービジョン当事者の大口さんに、避難所での生活を伺いました。

⓶白石直樹さん

製造メーカーに勤める白石さんに、いまの見え方や働き方を伺いました。

同じ境遇の人や、サポート団体、専門家に出会うために役立つ「スマートサイト（リーフレット）」の重要性にも改めて触れています。

③朝野さん

白石直樹さんの同僚、浅野さんに、白石さんとの働き方を伺いました。

「費やす時間も業務」と捉える視点についてお話しいただきました。

④辻下周吾さん

症状が悪化した結果、派遣先から解雇されたという辻下さんのお話を伺いました。

現在は、視覚障害者の就労を支援する認定NPO法人「タートルの会」に出会い、再就職に向けて職業訓練を受けていらっしゃいます。

⑤松島伸浩さん

学習塾で子ども達を教えている松島さんに、いまの見え方や、周囲の人との関わり方について伺いました。

⑥高濱正伸さん

松島さんが勤める学習塾「花まる学習会」高濱さんにもお話を伺いました。

「理解」と「同情」は違う、という視点にも触れています。

＜番組で改めて触れた、第一弾での取材先＞

・「国立障害者リハビリテーションセンター病院」清水朋美先生

第一弾では、長年ロービジョンの患者を診ている、国立障害者リハビリテーションセンター病院の清水朋美先生に、「フットサルまで行き着けない人」についてお話を伺いました。

仕事を継続したい方には、「絶対に辞めないで、その前に病院に来てくださいとお伝えしている」とのお話もありました。

※2022年9月19日（月・祝）放送の当番組第一弾『知っていますか？ロービジョン～0と1の間』は、「当サイト内」、または「文化放送 PodcastQR 」で聴くことができます！

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※2024年3月31日（日・祝）15時00分放送の当番組第四弾『知っていますか？ロービジョン～0と1の間Vol.4』は、「当サイト内」、または「文化放送PodcastQR」で聴くことができます！