【番組概要】Vol.5

この記事では、ラジオ放送第五弾の概要を紹介します。

『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.5』は、文化放送で2024年9月23日(月・祝)11時00分より放送されました。

当番組は、自らロービジョン者である文化放送社員が企画・制作を担当しています。

今回も
パーソナリティには、この番組の趣旨を深く理解しているサヘル・ローズを迎えています。

今回の第五弾のテーマは「ロービジョンの歩き方」。

視覚障害者は、移動する時、大変な困難を抱えています。

そんな視覚障害者の「移動」の現状について理解を深めるべく、
様々なお話を伺いました。



あなたの周りに…
足元のゴミ箱に何度も躓く人はいませんか。

スーパーやコンビニの商品に顔を近づけて
値段を確認する人はいませんか。

手を上げて微笑みかけたのに
黙って通り過ぎていく人はいませんか。

あなたの周りに、いませんか?
あなたの周りのその人は、「ロービジョン」かもしれません。



※以下「」に入っている黄色の文字は、クリックしてウェブサイトに移動することができます。

<番組内容>

・オープニング
・今回のテーマ≪ロービジョンの歩き方
・「ロービジョン」とは(この番組での定義・白石Dの最近の状況)
・取材①(望月優さん)

・取材②(清水朋美先生)
・取材③(秋元美宙さん
・取材④(「アイコサポート」)
・「スマートサイト(リーフレット)」の重要性
・相性の良い病院を探すこと/都市と地方の現状
・エンディング:「障害についてのコミュニケーションが大事」



<取材先一覧>



⓵株式会社アメディア 望月優さん

視覚障害者の自立を支援する会社「アメディア」の望月優さんに、移動の危険についてお話を伺いました。



⓶ 国立障害者リハビリテーションセンター 清水朋美先生

この番組を医療面でサポートしてくださっている清水先生に、移動するときには周辺視野が大事というお話を伺いました。



③大東文化大学に通う全盲の秋元美宙さん

秋元さんは、自身が通う大東文化大学の板橋キャンパス正門前の道路に、青になったら音で知らせる音響式信号機を設置して欲しいと東京都と警視庁に要望を出し続けました。
その結果、今年3月、要望が叶い今は介助なしでバス停まで歩けるようになりました。実現まで2年でした。

自ら声をあげた秋元さんに、お話を伺いました。

道を歩く秋元さん(右)


④「アイコサポート

第1回目の放送でもお知らせした「アイコサポート」を、白石Dが体験した様子をお届けします。
「アイコサポート」は、スマートフォンのカメラで目の前を映すと、オペレーターがその様子を見て、移動などのサポートをするというサービスです。

展示会では、とても良いサービスだけど値段が高い、という声も聞かれました。自治体によっては補助があることがあるので、ぜひ必要な補助が届くことを願います。

それぞれの悩みに応じた相談先が分かる「スマートサイト(リーフレット)」の重要性に触れ、国立障害者リハビリテーションセンター 清水朋美先生にも改めてお話を伺いました。



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※2024年9月23日(月・祝)11時00分放送の当番組第五弾『知っていますか?ロービジョン~0と1の間Vol.5』は、放送後1週間は「radikoのタイムフリー」、それ以降は「当サイト内」、または「文化放送PodcastQR」で聴くことができます!