2021.12.18
筑波大学の障害学生支援について
鈴木 純子
12/17(金)カラフルレンズ、お聴きいただき
ありがとうございました。
SDGsについて考える「カラフルボイス」のコーナーでは
筑波大学の障害学生支援についてお伝えしました。
筑波大学は開学以来、障害のある学生への支援を行っていて、
現在は、拠点校として、各大学へのサポートも行っています。
金曜カラフルレンズのスタッフ井上さんが、実際に筑波大学で
障害学生支援を経験していたので、今回井上さんの提案で
この取材が実現しました。
実際、先週視覚障害のある神田信さんがスタジオにお見えになったときも
井上さんのエスコートは慣れていました!
大学での経験がその後にも活きる。素晴らしいことです。
さて、カラフルレンズでは、今週と来週の2週にわたって
筑波大学の障害学生支援を取り上げます。
今週は筑波大学で障害学生支援が始まったいきさつ、歴史、
そのしくみなどについて、
筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター(DAC)の
藤原あやさんにリモートでお話を伺いました。
開学以来、障害のある学生への支援があり、2008年に
ピアチューター制度ができたそうです。
養成講座をうけた学生がサポートするのですが、
この養成講座も授業の一環で、1単位を取得することができます。
障害の種類によって、養成講座も
視覚、聴覚、運動・内部障害、発達障害、そして、図書館の情報に関する講座と
5つに分かれています。
規定に基づいて謝金も支払われます。
障害学生自身も養成講座を受講しピアチューターとして一緒に活動していっている
そうです。ピアチューターというのは、ピア=仲間という意味があるそうです。
来週はDACの鶴井孝大さんに、ご自身の経験も踏まえて
支援する、される学生についてのお話を伺います。
来週もぜひ聞いてください。