2021.09.11
顔にあざなどがある方の自助組織「ユニークフェイス」創始者 石井政之さん
鈴木 純子
顔に変形やあざ、まひなどがある方たちの自助組織「ユニークフェイス」の創始者 ジャーナリストの石井政之さん 56歳。
ご自身も生まれつき「単純性血管腫」で顔の右半分に赤あざがあります。
見た目によっていじめを受けた石井さん。
自分のように顔にあざのある方の本を探しますが、日本には無いことを知り、
自分で書こうと決意します。
そして書き上げたのが、1999年「顔面漂流記」でした。
同じように顔にあざのある人やその家族などから、毎日のように手紙が届き、
その数は段ボール2箱分にのぼりました。
そこで自助組織「ユニークフェイス」を立ち上げることになるのです。
月に1~2回の会合を行い2年後にNPO法人となりますが、
採算がとれないなど様々な理由から、石井さんは一度この活動から離れます。
結婚をし、拠点を東京から地方に移し、執筆活動もほとんどせずに別の仕事をして
暮らしていました。
それが10年ぶりに個人として活動を再開します。
私が石井さんの記事を見つけたのは、活動再開後のことでした。
石井さんが、顔にあざなどがある方に伝えたいこと、
ぜひラジオでお聴きいただきたいです。
そして、我々に伝えたいことも。
日本はもっと多様性のある国になるべきと、
石井さんは仰っていました。
その意味は、ぜひ番組でお聴きください。
石井さんのウェブサイトもぜひご覧ください。